大友直人芸術監督プロデュースによる若手演奏家のリサイタルが、「T-Shotシリーズ」として、高崎芸術劇場で開催されています。9月19日(月)に、それに出演した3名をソリストに迎えた「三大コンチェルト」演奏会があったので、聴いてきました、
パンプレットの表紙
(出 演)
指揮:大友直人
ピアノ:尾城杏奈
ヴァイオリン:荒井里桜
チェロ:岡本侑也
管弦楽:群馬交響楽団
ソリストのプロフィールについては下記をご覧ください。
(曲 目)
チャイコフスキー / ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23
《休憩》
メンデルスゾーン / ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
エルガー / チェロ協奏曲 ホ短調 作品85
(感 想)
たまには有名曲を聴こうと出かけましたが、活躍が期待される若手の3人がソリストというのも関心を惹いたのか、ホールはほぼ満席でした。指揮者の大友直人さん(高崎芸術劇場芸術監督)中心の企画だと思いますが、クラシックファン向けの好プログラムです。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番は、名曲中の名曲で、何度でも聴きたい曲です。今回、群響はホルンも良かったし、よい演奏をしていたように思えました。独奏の尾城杏奈さんは、緊張のためか最初の方はややぎこちなかったのですが、次第に調子を上げて、弾ききっていました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲では、独奏の荒井里桜さんが、余裕が感じられる弾きぶりで、メランコリックな旋律を感情豊かに歌い上げていて、好演していました。エルガーのチェロ協奏曲は、既に国際的にも活躍している独奏の岡本侑也さんの落ち着いた演奏が、印象に残りました。
(ソリストのプロフィール)
尾城杏奈さんツィッター:尾城 杏奈 Anna Ojiro(@AnOjiro)さん / Twitter
荒井里桜さんホームページ:荒井 里桜 | アミューズWEBサイト (amuse.co.jp)
岡本侑也さんホームページ:岡本 侑也 | クラシック音楽事務所ジャパン・アーツ (japanarts.co.jp)