秋は収穫の季節なのか、ファミレスや喫茶チェーン店が、新商品を出しています。スターバックスコーヒーでもいろいろ出していますが、昔を想い出す「紅玉のカスタードアップルパイ」は美味しかった。伝統を踏まえた演奏を。
BARNE KESSEL (バーニー・ケッセル)
EASY LIKE (Contemporary 1953年録音)
バーニー・ケッセル(g, 1923~2004年)の懐かしいアルバムを久しぶりに聴きました。日本のキングレコードから発売された、ジャケ違いのレコードを学生時代にしょっちゅう聴いていたことを想い出します。ジャズの楽しみを教えてくれた一枚です。
2つのセッションが収録されていて、1953年11月録音時のメンバーが、バーニー・ケッセル(g)、バディ・コレット(fl, as)、クロード・ウィリアムソン(p)、レッド・ミッチェル(b)、シェリー・マン(ds)。12月録音は、コレットに代わりバド・シャンク(fl, as)、ウィリアムソンに代わりアーノルド・ロス(p)、ミッチェルに代わりハリー・ババシン(b)。西海岸オールスターズという顔ぶれです。
曲目は次のとおり。
1 Easy Like (Barney Kessel)
2 Tenderly (Walter Gross)
3 Lullaby of Birdland (George Shearing)
4 What Is There to Say? (Vernon Duke)
5 Bernardo (Barney Kessel)
6 Vicky's Dream (Barney Kessel)
7 Salute to Charlie Christian (Barney Kessel)
8 That's All (Alan Brant)
9 I Let a Song Go Out of My Heart (Duke Ellington)
10 Just Squeeze Me (Duke Ellington)
11 April in Paris (Vernon Duke)
12 North of The Border (Barney Kessel)
13 Easy Like - (alternate take, bonus track)
14 North of the Border - (alternate take, bonus track)
ケッセルの自作が5曲入っていますが、他はよく知られたスタンダード曲ばかりです。
バーニー・ケッセルの初リーダー作ですが、チャーリー・クリスチャン(g)の影響を受けたスタイルは既に完成されていて、安定した演奏が楽しめます。1曲は短めですが、繰り返しのフレーズを用いて醸し出すスイング感、絶妙なコードワークと、ケッセルの良いところがでています。「Easy Like」、「Lullaby of Birdland」、「What is There To Say?」。そして「Salute to Charlie Christian」と、珠玉のトラックばかりです。学生時代によく聴いていて、ジョージ・シアリングやヴァーノン・デュークの名前を覚えたのも、このアルバムでした。
(参考)「Easy Like」が聴けます。
Barney Kessel. Easy Like. - YouTube
【スターバックスコーヒー 季節の商品など】
ホームページ:Starbucks Coffee Japan - スターバックス コーヒー ジャパン
(長野駅前店)
コーヒーと「マロンパウンドケーキ」を注文
マロンペースト入りの生地に、ごろっとしたマロンの甘露煮を入れてしっとりとした食感に焼き上げ、マロンクリームを塗って仕上げたそうです。これは、生地がパサパサして、美味しくなかった。
コーヒーと「シュガードーナツ」を注文。季節の商品とは関係ありません。
昔からある定番商品ですが、たまにいただきます。
(安曇野豊科店)
「マローネ カシス フラペチーノ」と「紅玉のカスタードアップルパイ」を注文。
「マローネカシスフラペチーノ」は、マロンソース・ミルクと、隠し味として少量のコーヒーをブレンドし、カシスソースを合わせ、ホイップクリームと砕いたマロンをトッピングしたものだそうです。カシスソースが効いているのが、そう甘くありません。トッピングされたマロンは美味しい。
青森県産の紅玉を100%使ったアップルパイ。まろやかな甘みのカスタード、香辛料(シナモン・ナツメグ・オールスパイス)をほのかに効かせたアップルプレザーブに、バターとキャラメルの風味高いフィリングをかけ、パイ生地で包んだそうです。
長野県も紅玉の産地なので、紅玉を煮たデザートを母が作ってくれたことを想い出しました。カスタードの甘さがやや強いですが、林檎は美味しい。