11月26日に群響上田公演があるのですが、それに関連して、11月20日(月)に群響メンバーによる室内楽演奏会(木管五重奏)が開かれたので聴いてきました。
当日配布されたパンフレット。裏面には、出演者の略歴が掲載されていました。
(出 演)
フルート:中條 秀記 (首席フルート奏者、高崎経大付属高校芸術コース非常勤講師)
オーボエ:高崎 智久 (首席オーボエ奏者)
クラリネット:西川 智也 (首席クラリネット奏者)
ファゴット:奈波 和美 (首席ファゴット奏者)
ホルン:竹村 淳司 (首席ホルン奏者、元テグ交響楽団首席ホルン奏者)
(曲 目)
ドビュッシー / 小組曲
小舟にて 行列 メヌエット バレエ
ラロ・シフリン / ニューオーリンズ (La novelle Orleans)
メンデルスゾーン / 弦楽四重奏曲 第1番 変ホ長調 作品12
第1楽章 アダージョ・ノン・トロッポ・アレグロ・ノン・タルダンテ
第2楽章 カンツォネッタ, アレグレット
第3楽章 アンダンテ・エスプレッシーヴォ
第4楽章 モルト・アレグロ・エ・ヴィヴァーチェ
ラロ・シフリン / ニューオーリンズの後半(アンコール曲)
(感想など)
約70分のミニコンサートでしたが、クラリネットの西川さんの解説も入り楽しかった。今回の選曲は、群響の11月定期と上田公演に関連したもので、『編曲』がテーマになっていると話していました。ムソルグスキー(ラヴェル編曲)の「展覧会の絵」が定期では取り上げられます。
ドビュッシー作「小組曲」は、元々4手ピアノのために作曲された作品。第4曲「バレエ」が色彩豊かで華やかで、木管五重奏向きでした。「スパイ大作戦」や「燃えよドラゴン」といった映画音楽で有名なラロ・シフリン作「ニューオーリンズ」を初めて聴きましたが、傑作です。
シフリン作の「ニューオーリンズ」は、後半のジャズっぽい部分が特に気に入りましたが、演奏は難しいと西川さんが話していました。メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第1番の木管五重奏版ですが、第4楽章が音の重なりが特によく、美しかった。
(参考)ラロ・シフリン作「ニューオーリンズ」(木管五重奏)が聴けます。
Lalo Schifrin- "La Nouvelle Orleans" Woodwind Quintet - YouTube
(出演者のプロフィール)
(あらかじめ聴いたCD)
メンデルスゾーン室内楽全集(Brilliant Classics CD10枚組)から「弦楽四重奏曲第1番」。演奏は、シャロン四重奏団。
11月26日(日)開催の群馬交響楽団上田公演のチラシ。演奏会が楽しみです。
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