安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

モニカ・ゼッタールンド MAKE MINE SWEDISH STYLE

2009-12-06 08:46:40 | ヴォーカル(L~R)

4日の金曜日に今シーズン初めての忘年会に参加しました。以前勤務していた職場の小人数な集まりで、和気あいあいとやってきました。会場は松本市内だったので長野と松本を電車で往復しましたが、帰りはぐっすりと寝込んで、声をかけられなければ長野駅を乗り過ごすところでした。声をかけてくれた女性(綺麗な方でした)に感謝で、親切な方もいるのだと明るい気持ちになりました。美人女優のアルバムです。

MONICA ZETTERLUND (モニカ・ゼッタールンド)
MAKE MINE SWEDISH STYLE (PHILIPS 1964年録音)

 Makemineswedishstyle

スウェーデンの女優兼歌手のモニカ・ゼッタールンドは、ピアニストのビル・エヴァンスと共演したアルバムによってよく知られています。彼女のアルバムは多数あり復刻もされていますが、これは1964年にロンドンで英国のミュージシャンと録音したものです。

母国語で歌うことも多いモニカですが、ここではすべて英語により歌っています。また、クインテット編成でスイングする伴奏が心地よいです。メンバーはビル・マクガフィー(P)、ジミー・デューチャー(TP)と名前は不明ながらギター、ベース、ドラムスで曲によりボンゴが加わります。

曲目は、スタンダードばかりです。「Speak Low」、「The Thrill is Gone」、「The More I See You」、「He's My Guy」、「Detoure Ahead」、「What's New」、「Left Alone」、「Blue Prelude」、「The Second Time Around」、「You've Changed」の10曲。つい他の女性歌手の歌と比較してしまいそうです。

ややハスキーながら透明感のある声で、抑揚を抑えた歌い方です。ピアノの伴奏もスウィンギーな「Speak Low」、バラードでクール気味な声が合っている「Detoure Ahead」、トランペットのソロも入る「What's New」、ペギー・リーを想起させる「Blue Prelude」、そして「You've Change」など有名曲が楽しめる一枚です。

ホームページにジャズ喫茶として「書翰集」を掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう 書翰集

松本駅前の彫刻(ヴァイオリン奏者) 22時ごろ

 Matumotoekimaechoukoku20091204_4



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「書翰集」(店名が洒落ています)いい雰囲気です... (bob)
2009-12-07 19:38:11
「書翰集」(店名が洒落ています)いい雰囲気ですね、自然に溶け込む佇まいはとてもジャズが聴けるお店には見えません。自然の中でジャズをBGMに読書にいそしむ…、和みますね。都会ではとても望めそうもありません。

紹介のモニカのスタンダード集は、まずジャケがいいですね。
選曲も伴奏も聴いて心地よさそうです。
こういうアルバムは一枚手元に置いておきたい気になります。
参考になりました。
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bobさん コメントありがとうございます。 (azumino)
2009-12-07 22:25:52
bobさん コメントありがとうございます。

「書翰集」は季節的にお客さんが少なくなるためか、冬季はお休みですが、近くにいいところを見つけました。書斎代わりに重宝しそうです。

このジャケットでも、モニカの服装はおしゃれですね。歌の方は、ペギー・リーやヘレン・メリルの決定的名唱と比べがちですが、健闘しているのではないでしょうか。
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