4日の金曜日に今シーズン初めての忘年会に参加しました。以前勤務していた職場の小人数な集まりで、和気あいあいとやってきました。会場は松本市内だったので長野と松本を電車で往復しましたが、帰りはぐっすりと寝込んで、声をかけられなければ長野駅を乗り過ごすところでした。声をかけてくれた女性(綺麗な方でした)に感謝で、親切な方もいるのだと明るい気持ちになりました。美人女優のアルバムです。
MONICA ZETTERLUND (モニカ・ゼッタールンド)
MAKE MINE SWEDISH STYLE (PHILIPS 1964年録音)
スウェーデンの女優兼歌手のモニカ・ゼッタールンドは、ピアニストのビル・エヴァンスと共演したアルバムによってよく知られています。彼女のアルバムは多数あり復刻もされていますが、これは1964年にロンドンで英国のミュージシャンと録音したものです。
母国語で歌うことも多いモニカですが、ここではすべて英語により歌っています。また、クインテット編成でスイングする伴奏が心地よいです。メンバーはビル・マクガフィー(P)、ジミー・デューチャー(TP)と名前は不明ながらギター、ベース、ドラムスで曲によりボンゴが加わります。
曲目は、スタンダードばかりです。「Speak Low」、「The Thrill is Gone」、「The More I See You」、「He's My Guy」、「Detoure Ahead」、「What's New」、「Left Alone」、「Blue Prelude」、「The Second Time Around」、「You've Changed」の10曲。つい他の女性歌手の歌と比較してしまいそうです。
ややハスキーながら透明感のある声で、抑揚を抑えた歌い方です。ピアノの伴奏もスウィンギーな「Speak Low」、バラードでクール気味な声が合っている「Detoure Ahead」、トランペットのソロも入る「What's New」、ペギー・リーを想起させる「Blue Prelude」、そして「You've Change」など有名曲が楽しめる一枚です。
ホームページにジャズ喫茶として「書翰集」を掲載しました。時間があればご覧ください。モダンジャズやヴォーカルを聴こう 書翰集
松本駅前の彫刻(ヴァイオリン奏者) 22時ごろ
紹介のモニカのスタンダード集は、まずジャケがいいですね。
選曲も伴奏も聴いて心地よさそうです。
こういうアルバムは一枚手元に置いておきたい気になります。
参考になりました。
「書翰集」は季節的にお客さんが少なくなるためか、冬季はお休みですが、近くにいいところを見つけました。書斎代わりに重宝しそうです。
このジャケットでも、モニカの服装はおしゃれですね。歌の方は、ペギー・リーやヘレン・メリルの決定的名唱と比べがちですが、健闘しているのではないでしょうか。