安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

Iさん宅のスピーカー「タンノイ・スターリング」でレコード試聴会。カートリッジのリード線を変えるなどの変更により、音質が向上。

2024-11-06 19:30:00 | オーディオ

11月の連休最後の4日に、音が良くなっていると思うので、聴きにきてといわれて、Iさん宅を訪れました。ほぼ、一年ぶりでしたが、スピーカーのタンノイはじめ基本的な機器は変更ありません。

ところが、特にクラシックの弦や木管楽器の再生が素晴らしくて、びっくり。オルトフォンのカートリッジのリード線をアナログリラックス社製に変更したり、様々な調整の結果のようです。至福の一時でした。

スピーカーは、タンノイのスターリングです。スピーカーの構造もあるのか、定位はばっちりです。

天井が高くて、開放的な空間です。

   

アッテネーターによる調整は行っておらず、フラットのままです。

レコードプレーヤー(ターンテーブル)は、ヤマハのGT5000。

プリメインアンプは、ラックスマンの38FD。CDプレーヤーは、デノンのDCD-SX1。アンプについては、音質などの調整のために、スイッチ類をいじっていると話していました。一年前に訪れた際は、フラットで、操作するのはヴォリュームだけのようでした。

カートリッジによる針の角度の違いについて、話をしているところ。これはフェーズメーションのカートリッジ。

リード線をアナログリラックス社製のものに代えたオルトフォンのカートリッジ。さらに、アーム全体の高さ調整を行い、低くして、より針がレコードに密着した状態にしているようです。

左に真空管アンプのエアータイト、右に「THE GLANZ」のカタログが置いてありました。

Iさんが珈琲を淹れてくれました。僕が買っていったケーキもいただいたのですが、撮り忘れました。

(以下、試聴したレコードです。)

デューク・ピアソン「Sweet Honey Bee」。アンサンブルが美しく再生されていました。

デクスター・ゴードン「Gettin' Around」。ボビー・ハッチャーソンのヴァイブが鮮烈に再現されていました。

リー・ワイリー「night in manhattan」(10インチ盤です)。このIさんの装置は、ヴォーカルの再現が素晴らしく、雰囲気ばっちりでした。以上3枚のレコードは、僕が持参したものです。

モーツァルトのピアノ協奏曲第24番。クリフォード・カーゾン(p)。イシュトヴァン・ケルテス指揮ロンドン交響楽団。これは最高でした。管弦楽のアンサンブルが、音の分離がよいせいか、とにかく素晴らしく聴こえて、びっくり。ピアノの音もよくて、当時のデッカ録音の技術の高さにも驚かされました。

シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」。バルビローリ指揮ハレ管弦楽団。バルビローリのものを初めて聴きましたが、どっしりとした重厚な演奏のように思いました。

【Iさんが、リード線を購入したアナログリラックス社のホームページなど】

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Iさんはリード線を購入していますが、購入したと同じか、それと同等のリード線の写真。上記ホームページからお借りした写真です。



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