安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

梅津碧(ソプラノ)コンサート (2月6日 上田市サントミューゼ)。ウィーンプログラムで楽しかった。

2025-02-07 19:30:00 | クラシック演奏会

上田市サントミューゼで、オペラ歌手の梅津碧(うめつみどり)さんのコンサートがあったので、聴いてきました。

   

チラシ表

(出 演)

ソプラノ:梅津 碧(うめつみどり)
ピアノ:小埜寺美樹

梅津碧さんは、山形県出身、東京音大、ウィーン国立音大大学院修了。『魔笛』夜の女王、パパゲーナ、『ロメオとジュリエット』ジュリエット役、新国立劇場『ホフマン物語』オランピア役カヴァーなど、オペラに出演するとともに、コンサートソリストとしても活躍。小埜寺さんは、国立音大卒業、イタリアに留学。ソロ、室内楽の他、オーケストラ鍵盤奏者として活躍。新国立劇場オペラ制作スタッフ、同劇場研修所講師。詳しくは下記をご覧ください。

(曲 目)

ヨハン・シュトラウスⅡ世 / 春の声

モーツァルト / 歌劇『魔笛』より 夜の女王のアリア「復讐の炎は地獄のように我が心に燃え」

ヨハン・シュトラウスⅡ世 / 喜歌劇『こうもり』ハイライト
             「序曲」(ピアノ・ソロ)
             「手紙の歌」
             「夜会が招く」(ピアノ・ソロ)
             「公爵様、あなたのようなお方は」
             「間奏曲」(ピアノ・ソロ)
             「田舎娘を演じるなら」
             「シャンパンの歌」

ジョージ・ガ―シュイン / バイ・シュトラウス

ルドルフ・ジーツィンスキー / ウィーン  わが夢の街 (アンコール)
 

(感 想)

演奏予定の曲目に惹かれて聴きに行ったのですが、梅津碧さんは、コロラトゥーラソプラノならではの歌に加え、演技も達者で、役者という感じもありました。ピアノの小埜寺さんは、強弱をつけた折り目正しい感じの演奏で、歌いやすいだろうと思いました。

ジョージ&アイラ・ガ―シュインの「バイ・シュトラウス」を歌ってくれたのには、驚き、ちょっと感激しました。エラ・フィッツジェラルドが歌っていますが、日本では、この歌を取り上げる人は、ほとんどいないので、とても貴重です。

喜歌劇「こうもり」のハイライトでは、進行役とアデーレの役をやりながら、衣装も替えるなど、凝っていました。観衆も参加した「シャンパンの歌」が楽しく、アンコール曲の「ウィーン わが夢の街」は、丁寧に、しみじみと歌っていて印象に残りました。

(出演者のプロフィール)

 

【梅津碧さん ホームページ】

(20+) Facebook

【上田市サントミューゼホームページ】

劇場・ホール | サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター・上田市立美術館)



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4 コメント

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おはようございます。 (siawasekun)
2025-02-08 01:18:02
素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。

ご紹介、ありがとうございました。

いろいろ情報交換できる、ブログでのコメント交流、いいものですね。

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夜の女王のアリア (mobu)
2025-02-08 19:02:12
夜の女王のアリア

今どきの女性歌手はスタイルも良く、前の世代の女性歌手は
何であのように体格がよいのか、病弱の椿姫ががたいが良くては
話にならないとは、昔の先輩との世間話でした。
コロラトゥーラの面目躍如。技術的にも難しいのかも
しれませんが、2曲目にというのはすごいかもしれませんね。
実演では1度しか聞いたことありませんが、迫力ありました。
声楽は門外漢ですが、人の力はすごいものだとその時思いました。
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Unknown (azumino)
2025-02-08 21:10:03
siawasekunさん こんにちは

今回の公演ですが、よくこの公演を企画して実施してくれたと、担当者を褒めてあげたくなりました。声楽だと、なかなか観客を集めづらいと思うのですが、良い演奏会でした。
コメントありがとうございます。
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Unknown (azumino)
2025-02-08 21:22:27
mobuさん こんにちは

夜の女王のアリアは、かなり難しいものですが、梅津さんは、うまく音をはめ込んでいて、上手でした。梅津さんは、その難しい点についても、話してくれて、こういうコンサートならではでした。

昨年11月に、演奏会形式の「魔笛」を聴いたのですが、そこで夜の女王を歌ったのが、小川栞奈さんで、そちらも素晴らしかったです。

数ヶ月の間に、この歌を2回も聴けるとは思いませんでした。日本人のオペラ歌手もなかなか頑張っていると感じています。
コメントありがとうございます。
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