池波正太郎著「まぼろしの城」(新潮文庫)が刊行されたので、読みました。2023年は、池波正太郎の生誕100年に当たり映像化も行われ、本日20時から「まんぞく まんぞく」がNHKBSプレミアムで放映予定。
表紙
(あらすじ)
(感想など)
2023年は、作家池波正太郎さん(1923年1月25日生まれ)の生誕100年に当たるので、作品の映像化や放映、展示会などが行われます。映像も楽しみですが、新潮文庫から「まぼろしの城」が出たので初めて読みました。1983年に講談社文庫に収録されていた小説です。
現在の群馬県沼田市にあったお城(領地)を舞台に、城主の後継を巡る争いを描いています。テンポがよくて、ストーリーの展開が早く、最後まで飽きずに読ませる小説です。池波さんの手腕が冴えていて、もっと知られてよい作品だと思いました。
主な登場人物は、何人か現れますが、最後の方の沼田平八郎と真田昌幸との会談、戦闘は非情なもので、ハードボイルドタッチです。著者の作品『真田太平記』の序章と目されてもよい面白い小説です。
(池波正太郎略歴)
【池波正太郎の小説の映像化情報、真田太平記館】
本日、2022年12月30日午後8時から、NHKBSプレミアムで放映。男装の美少女剣士の活躍を描いた『まんぞく まんぞく』を石橋静河主演で初映像化。池波正太郎生誕100年BS特集時代劇「まんぞくまんぞく」 - NHK
真田太平記館外観
写真展「雲切仁左衛門の舞台を歩く」が開催されています。
『仕掛人 藤枝梅安』の時代劇専門チャンネルによる映像化のポスター。豊川悦司主演で2回、令和5年2月23日からと、4月7日から、全国映画館で公開予定。池波正太郎 原作 「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」 映画化決定|時代劇専門チャンネル (jidaigeki.com)
『仕掛人 藤枝梅安』は、劇画化もされていて、最近では、武村勇治さんが「コミック乱ツインズ」で2016年6月から2021年12月まで連載を行った。その武村さんのサインが入ったクリアファイルを販売していました。
『鬼平犯科帳』も、2023年の春・秋に松本幸四郎主演で撮影予定。
『雲切仁左衛門』は、劇画化されています。その展示がありました。
見えにくいですが、武村勇治さんのサインが入ったクリアファイル。購入しました。
【池波正太郎 真田太平記館】
住所:長野県上田市中央3丁目7番3号
電話:0268-28-7100
ホームページ:◆池波正太郎真田太平記館◆ - 上田市ホームページ (city.ueda.nagano.jp)
なお、池波正太郎に関する全体の情報は下記のホームページが詳しいです。
ゆく年くる年
来年も宜しく~^^
昨日、記事を拝見しまして、興味が湧いたのに、バタバタしていて、「まんぞく まんぞく」を、見れませんでした・・・。
池波正太郎氏については、あまり存じないのですが、こちらから、クリックして、上田市HP内の、池波正太郎真田太平記館のところへ入ってみました。
関連書籍の販売コーナーもあり、また、カフェもあるようで、長野旅で、近くへ行く事あったら、足を運んでみたいな・・・と、インプットさせていただきました〜!😊
駐車場がないので、近くのパーキングに・・・なんですね〜✌️😊
素敵な情報を、ありがとうございました〜✨
そして、いつも、ご紹介いただく、お蕎麦屋さんや、珈琲が美味しそうなカフェも、旅の参考にさせていただこうと思いながら、拝見しております〜☕️✨
今年も、素敵な記事を、ありがとうございました〜💖
来年も、どうぞ、よろしくお願い致します。
良いお年を、お迎え下さいませ〜♪
ティーガーデン
貴ブログを拝見させていただいていますが、愉快な記事が多く、共感したり、笑ったりと楽しませていただいています。
こちらこそ来年もよろしくお願いします。よいお年を。コメントありがとうございます。
池波正太郎さんの作品は、昔から読んでいますが、面白いものが多いです。来年は生誕100年ということなので、映像化なども楽しみにしています。
捕物帳のようなものは、新しい作家も書きますが、戦記物で面白いものを書く人は、あまりいないように思います。
長野県は広くて、今回は上田市のことを書いたのですが、長野市、安曇野市、松本市などと、行ったり。来たりしています。何かしら、ビオラさんに参考になる記事があれば良いのですが。
今年はありがとうございました。来年も拙ブログを続けますので、ご覧いただければ幸いです。よいお年を。