デイヴィッド・レイランド指揮群馬交響楽団の第602回定期演奏会が、10月19日(土)に高崎芸術劇場で開催されたので、聴いてきました。
チラシ表
(出 演)
指揮:デイヴィッド・レイランド
テノール:マーク・パドモア
管弦楽:群馬交響楽団 (コンサートマスター:伊藤文乃)
デイヴィッド・レイランドさんは、ベルギー出身。ブーレーズ、ヤンソンスらに師事。現在、フランス国立メス管(旧フランスロレーヌ管)、韓国国立響音楽監督。ゲヴァントハウス管や都響に客演、オペラも指揮。マーク・パドモアさんは、ロンドン生まれ。リサイタル、オペラ、現代音楽の各分野で世界的に活躍。ベルリン・フィル、ウィーン・フィルなどと共演。シューベルト三大歌曲集の全曲演奏を各地で行っている。詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
(曲 目)
モーツァルト/ 歌劇「魔笛」序曲
ブリテン / 深紅の花弁は眠りにつく(日本初演)
ブリテン / ノクターン 作品60
〈休憩〉
リムスキー=コルサコフ / 交響組曲「シェエラザード」作品35(ヴァイオリン・ソロ:伊藤文乃)
(感 想)
7月と9月の群響定期公演に都合により行けなかったので、6月以来約4か月ぶりの定期でした。定期公演だと、出演者、曲目が多彩で、今回、ブリテンの歌曲も取り上げられました。レイランドさんのプレトークによると、本日の演奏会のテーマは、夜の雰囲気(ムード)だそうです。
前半では、マーク・パドモアさんの独唱による「深紅の花びらは眠りにつく」が、愛らしいメロディとホルンの伴奏が印象的で、楽しめました。パドモアさんの美声は素晴らしかったのですが、ブリテンの「ノクターン」は、平板でとらえどころのない曲で、僕には難し過ぎました。
後半は、お馴染みの「シェエラザード」で、レイランドさんの指揮は、強弱の幅を広くとったダイナミックなもので、伊藤文乃さんの、大きめな音量による、甘美でくっきりとしたヴァイオリン独奏も素晴らしかった。
(演奏写真 群響facebookからお借りしました。)
デイヴィッド・レイランド(指揮)
マーク・パドモア(テノール独唱)
マーク・パドモアさんとデイヴィッド・レイランドさん
立っているのが、シェエラザードのヴァイオリン独奏を務めた、ソロ・コンサートマスターの伊藤文乃さん。
(出演者プロフィール)
(あらかじめ聴いたCD)
ブリテン「ノクターン」など。ブリテン指揮ロンドン響など。
リムスキー=コルサコフ「シェエラザード」。キリル・コンドラシン指揮コンセルトヘボウ管弦楽団。このCD(SACD)には、併せてチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番が収録されていて、独奏のマルタ・アルゲリッチ(p)の胸のすくような演奏が楽しめます。
【群馬交響楽団ホームページ】
クラッシックにピアノ、
寝る前によく聴いています(*´∀`*)
癒されて。
寒暖差がまだ続きますが、
好きな音楽を聴いて元気に💪
お互いステキな一日に
なりますように☆★☆
テル
お忙しい中、コメントありがとうございます。僕はジャズが好きでずっと聴いているのですが、最近は、クラシックがまたよくなってしまい、コンサートにCDにと、楽しんでいます。
年齢のせいもあるかもしれませんが、現代音楽は別にして、古典派やロマン派の音楽は、人間が聴いて自然ですっと、身体に入ってくる気がしています。
コメントありがとうございます。