安曇野市の人気パン店「ベーカリースイートあづみの店」に寄りました。パンの製造販売とともに、イートインコーナーもあり、コーヒーの無料提供があります。外せないカレーパンも購入。外せない一枚を。
ART BLAKEY (アート・ブレイキー)
3 BLIND MICE (UNITED ARTISTS 1962年録音)
アート・ブレイキー(ds, 1919~1990年)率いるジャズ・メッセンジャーズは、1955年頃から活動を初め、彼が亡くなる1990年までその名前で活動しています。その間、幾多の素晴らしいアルバムを生み出していますが、3本の管楽器が揃った1960年代のものも大好きで、本作も愛聴盤の一枚です。
メンバーは、アート・ブレイキー(ds)、フレディ・ハバード(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、カーティス・フラー(tb)、シダー・ウォルトン(p)、ジミー・メリット(b)。1962年3月18日に、ハリウッドの「The Renaissance」でライブ録音されています。それにしても、超豪華メンバーです。
(英文表記)Art Blekey(ds)、Freddie Hubbard(tp)、Curtis Fuller(tb)、Wayne Shorter(ts)、Cedar Walton(p)、JImmy Merritt(b)。
曲目は次のとおり。
1 Three Blind Mice (Curtis Fuller)
2 Blue Moon (Lorenz Hart, RIchard Rodgers)
3 That Old Feeling (Lew Brown, Sammy Fain)
4 Plexis (Cedar Walton)
5 Up Jumped Spring (Freddie Hubbard)
6 When Lights Are Low (Benny Carter)
カーティス・フラーの1, シダー・ウォルトンの4,、フレディ・ハバードの5というメンバーの3曲に、スタンダード曲の「Blue Moon」、「That Old Feeling」、有名ジャズオリジナルの「When Lights Are Low」。
3本の管楽器が奏でるモーダルなハーモニー、アート・ブレイキー(ds)の細やかなドラミング、端正にスイングするシダー・ウォルトン(p)に加え、最高の管楽器奏者たちのソロと、堪能しました。とりわけ、フレディー・ハバード(tp)フューチャーのバラード「Blue Moon」が美しく心に残り、「Plexis」や「Up Jumped Spring」におけるウェイン・ショーター(ts)をはじめとしたソロも忘れられません。それにしても、ライブ録音なのにラフなところのない演奏が、驚異的。
レコードのラベル。STEREO盤のオリジナルだと思いますが、なかなかいい音が出ています。
(参考)本作から「Plexis」が聴けます。
Plexis (Plexus) - Art Blakey & The Jazz Messengers (youtube.com)
(安曇野市宅で聴いているところ)
飾ってあるレコードは、いずれもアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズのもので、3作とも同じメンバーです。右から、「Mosaic」(Blue Note キング盤)、本作「3 Blind Mice」(United Artists ステレオオリジナル)、「Buhaina's Delight」(Blue Note United Artists盤、van gelder刻印入り)。
【ベーカリースイートあづみの店】
住所:長野県安曇野市穂高843-1
電話:0263-87-6977
ホームページ:ベーカリー スイートあづみ野店 | 松本のベーカリー&カフェ スイート (sweet-bakery.co.jp)
看板。駐車場は広いです。時間が早いので空いていますが、人気パン屋さんなので、混むこともあります。
建物外観
入口。本店は、松本市縄手にあります。
店内。作っているところが見えています。パンの種類は、とても多くて、何を買おうか迷います。
イートインもできます。コーヒーは無料です。
イートインコーナー。
外にはテラス席もあります。僕がお店を出るころには、ここもいっぱいになっていました。
お店からも北アルプスが望めます。
購入した、カレーパンとズッキーニの乗ったパン。
安曇野市の自宅で、コーヒーとともに、美味しくいただきました。
個人的には日本のレーベルを思い出したり
しますが、こちらが本家。
スリー・ブラインド・マイス/モザイク/
ブハイナズ・デライトと統一感があって、
3管編成の見本みたいなアルバムですね。
フロントもリズム隊も一癖ありますが、
これらが一体になった時に生まれた
作品としては上出来なものなのかも
しれません。
配信で聴きましたが、3枚通して聴くと、
そのすごさが重ね重ねという感じで
迫ってきて、久々テンション
上がりました。
これら3枚ですが、いずれも3管楽器入りで、ハーモニーの面白さも味わえるので、気に入っています。楽器が異なるところがありますが、マイルス・デイヴィス、キャノンボール・アダレイ、アート・ファーマーなど3管のグループも当時は活躍していましたので、3管編成は、いくらか流行だったのかもしれません。
経済的にたいへんなので、3管など大型編成のグループは、最近は珍しいですね。一度、井上祐一(p)セクステットの演奏で、tp,ts,asという3管聴いたことがありますが、バックリフがつけられるので、もう、かっこよくて、舞い上がりました。
コメントありがとうございます。