安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

平田晃一「Introducing Koichi Hirata」、ココス安曇野インター店でスパイスカレーの夕食。

2024-08-26 19:30:00 | ギター

夜かなり遅い時間に、「ココス安曇野インター店」に寄り、今月のグルメメニューにあった「夏野菜とカリブチキンのスパイスカレー」を注文。エスニックでよい感じでした。佳い感じのアルバム。

   

札幌出身の若手ギタリスト、平田晃一さんの初リーダー作がリリースされたので、早速購入しました。平田さんは、現在22歳で、大学生です。既に、都内や札幌のライブハウスで活躍しています。拙ブログでは、以前、サイドメンとして参加した金子健「Insingths Field」(リンク)を取り上げました。

メンバーは、平田晃一(g)、石田衞(p)、吉田豊(b)、柳沼佑育(ds)。2024年2月10日に東京六本木のライブハウス「Alfie」で行われたライブを収録しています、

(英文表記)Koichi Hirata(g)、Mamoru Ishida(p)、Yutaka Yoshida(b)、Yusuke Yaginuma(ds)。

曲目は次のとおり。

1  A Weaver of Dreams (Victor Young)
2  This Could Be the Start of Something Big (Steve Allen)
3  The Shadow of Your Smile (Johnny Mandel) 【いそしぎ】
4  These Are Soulful Days (Calvin massey)
5  Frame for the Blues (Slide Hampton)
6  Fungii Mama (Blue Mitchell)
7  My One and Only Love (Guy Wood)
5のスライド・ハンプトン作「Frame for the Blues」以外はよく知られた曲です。ジョン・コルトレーンの演奏がよく知られている「A Weaver of Dreams」をやっているのも嬉しい。

平田晃一のオーソドックスなギタープレイが楽しめ、購入して良かったアルバム(CD)。平田さんのプレイは、ケニー・バレルあたりを想い起こさせてオーソドックスですが、ブルース寄りの演奏も聴けます。「A Weaver of Dreams」をはじめ、決してテンポが速くならないテーマの弾き方に好感が持てます。軽快でリズミカルな「this Could Be the Start of Something Big」、意外に黒っぽいプレイでソウルフルな「Frame for the Blues」、ギターソロによるイントロからテーマ演奏が美しい「My One and Only Love」など、良いかと。

(参考)最近のライブから、「My One and Only Love」が聴けます。

Koichi Hirata - My One and Only Love (Official Video) (youtube.com)

ジャケット内の写真から、録音当日の演奏の模様。

   

平田晃一(g)

   

上段、石田衞(p)、下段、吉田豊(b)。

   

柳沼佑育(ds)。

 

【ココス安曇野インター店】

住所:長野県安曇野市豊科南穂高140−1
電話:0263-71-2381
ホームページ:ココス ファミリーレストラン [COCO'S] (cocos-jpn.co.jp)

外観

店内

「今月のグルメ」というメニューがありました。

「夏野菜とカリブチキンのスパイスカレー」を注文。

「彩り野菜のグリーンサラダ」も合わせて注文。

トマトやレタスが新鮮でした。

夏野菜とカリブチキンのスパイスカレー。

『12種類のスパイスを使用したスパイシーでフルーティーな味わいのカレーです。ジューシーなカリブチキン、素揚げした夏野菜やザクザクっとしたナッツをトッピングし、食べ応え抜群に仕上げた』そうです。

野菜が素揚げしてあり、ちょっとスープカレーのような趣も。

カリブチキン。エスニックな味付けですが、チキンが美味しい。

ドリンクバーもいただきました。普通の珈琲です。

スープもいただきましたが、2種類あって、驚きました。

玉子のチキンコンソメスープ。

諸事情で、ブログの更新が滞っていましたが、ようやく再開できました。今後も、更新できない日もあると思いますが、継続していきますので、よろしくお願いします。


長野市の居酒屋「いろは」で、暑気払いを兼ねて秋の旅行の打合せ。

2024-08-23 19:30:00 | グルメ

昔からの仲間3人で、暑気払いと秋の旅行の打合せを、居酒屋「いろは」で行いました。旅行の時期は、10月初旬ですが、Hさんは、その時期、石垣島へ旅行に行くということなので、僕ともう一人で札幌へ行くことに決定。

「いろは」は、たまに使っていますが、季節に応じた料理を出してくれるので、飽きません。今回も、お刺身や豚しゃぶなどをいただき、おでんで締めに。場所が長野駅近くで、リーズナブルでもあり、定番の居酒屋さんになった感じです。

看板。お店は地下一階になります。

   

入口

 

カウンター席

長野県の地酒が種々揃っています。新潟県の有名なお酒もあります。Iさんは、「水尾」を呑んでいました。

まずは乾杯。実は、僕はノンアルコールです。当日は、安曇野市からギリギリ向かったので、車でした。

小鉢はじめお料理が種々用意されています。

小鉢。右にあるポテトサラダが抜群に美味しかった。

ひじきの煮ものが美味しい。

あとから、厚揚げも出てきました。

お刺身

やはりマグロの赤身は美味しいです。

豚の冷しゃぶ。さっぱりとしていて、夏向きです。

カキフライ、鶏肉。

このカキフライですが、意外にいけました。

海老の塩焼き

おでん。

僕の注文は、ダイコンとガンモです。あっさりとした薄味で、こちらもすすみました。

【いろは】

住所:長野県長野市南千歳1-7-1
電話:026-226-0572
ホームページ:いろは - 長野(長野電鉄)/居酒屋 | 食べログ (tabelog.com)


岡田大介著「すし本」(ビジュアルだいわ文庫)。面白く、実用的な良書です。

2024-08-22 19:30:00 | 読書

ある書店で、文庫本の棚を見ていたら、すしダネと、そのもとのお魚がセットで掲載されている『すし本」という使えそうな文庫があったので購入。   

   

表紙

(本書の概要)

すしダネを楽しく学べるハンドブックです。「予約必須の高級すし店」や「こだわりの頑固職人」、食事マナーや食べる順番……。たしかにそんな世界もあるけれど、実はもっと気楽で、自由で、幸せな場所が「すし屋さん」。知らないことは聞けばいい。感じたことを素直に発すればいい。それくらい肩の力を抜いて、すしの美味しさを楽しんでいただきたい。そんな思いを大前提に、この本を書きました。(「はじめに」より)

(目 次)

107種類の寿司だねが紹介されていて、それらは、次の7つに分類されています。

1  赤身
2  光り物
3  白身
4  イカ・タコ
5  貝
6  エビ・カニ
7  長物
8  魚卵・ウニなど

(感想など)

僕は、海無し県の長野県出身で、現在もそこに住んでいるので、お魚の種類がさっぱりわかりません。寿司屋さんで訊ねることもありますが、簡便にわかりやすい図鑑のような本があればと、以前から思っていました。

この本は、そんなニーズに応えるものです。すしダネと釣り上げたお魚が、見開きでる見ることのできるのが、特にありがたく、知らないネタを注文するのにも役立ちます。また、美味しい食べ方も記されていて、配慮が行き届いています。

コンパクトな文庫本なので、例えば、札幌旅行に持っていって、その土地のものを注文するのにも良さそうです。著者の岡田さんは、すし職人歴27年、釣りも行っていて、その経歴が反映されている良書です。

(著者の紹介

【著者の岡田大介さん関連のホームページ】

酢飯屋グローバルトップ / 文京区水道、江戸川橋にある寿司、カフェ、ギャラリーの複合店 (sumeshiya.com)

 

(本書のページから)

2024年5月15日第一刷発行となっていて、ごく最近発行された書き下ろしの文庫本です。
 
 
すし界の絶対王者「クロマグロ」から、始まります。

 
左側には、クロマグロの解説も。
 
 
 
サワラ。著者の嬉しそうな顔とサワラそのものが写っています。サワラは「光り物」に分類されています。
 
 
 
ノドグロ。左ページ下段の写真で、ノドグロと呼ばれるわけがわかりました。喉が真っ黒です。高級品ですが、北陸で食べたことはあります。白身の魚に分類されています。
 
 
 
ホッケ。かなり前ですが、札幌旅行で初めてホッケの寿司をいただきました。それまでは、ホッケが生で食べることが出来るとは思ってもみませんでした。白身の魚ですが、濃厚な味わいで、また、いただきたい。
 
 
ハナサキガニのお寿司は、未体験なので、ぜひ、北海道に出かけた際にいただいてみたい。
 
(本書のカバー裏)
 
   

ダグ・ワトキンス「SOULNIK」、草津音楽の森国際コンサートホール前庭でアルプスホルンの合奏。

2024-08-21 19:30:00 | ベース・ドラムス

草津国際音楽祭に出かけた(その記事へのリンク)際、ホールの前庭で、音楽祭の開幕を告げるアルプスホルンの合奏がありました。穏やかな響きで、あたりに溶け込んでいました。クラシックの楽器が用いられた穏やかな演奏を。

DOUG WATKINS (ダグ・ワトキンス)
SOULNIK (NEW JAZZ 1960年録音)

   

ダグ・ワトキンス(b, 1934~1962年)は、地元のデトロイトで活動後、1954年にニューヨークに出、ホレス・シルヴァー、ソニー・ロリンズ、ハンク・モブレーなどと共演し活躍していましたが、1962年、27歳で交通事故で亡くなりました。ロリンズの「Saxophone Colossus」のベーシストとして知られています。

ダグ・ワトキンスのリーダー作はわずか2枚しかなく、本作は2枚目です。メンバーは、ダグ・ワトキンス(cello)、ユーゼフ・ラティーフ(fl. obe)、ヒュー・ローソン(p)、ハーマン・ライト(b)、レックス・ハンフリーズ(ds)。ワトキンスは、チェロを弾いています。

(英文表記)Doug Watkins(Cello)、 Yusef Lateef(fl, oboe)、Hugh Lawson(p)、Herman Wright(b)、Lex Humphries(ds)。

曲目は次のとおり。

1  One Guy (Yusef Lateef)
2  Confessin' (Don Daugherty,  Al J. Neiburg,  Ellis Reynolds)
3  Soulnik (Yusef Lateef)
4  Andre's Bag (Doug Watkins)
5  I Remember You (Johnny Mercer,  Victor Schertzinger)
6  Imagination (Johnny Burke,  James Van Heusen)
参加メンバーのユーゼフ・ラティーフ作が2曲、ダグ・ワトキンス作が1曲。あとの3曲は、スタンダードでよく知られた曲です。

ダグ・ワトキンスは、ベース奏者としてセッションに引っ張りだこでしたが、ここでは、チェロに専念しています。チェロによるソロでは旋律がくっきりと浮き出ていて、多分、こういう演奏をしたかったのでしょう。ユーゼフ・ラティーフのフルートとオーボエもあって、室内楽的な趣もあります。ラティーフがオーボエを吹く「Soulnik」は、全体にブルージーで、ワトキンス(Cello)やローソン(p)のプレイも黒っぽい。ジプシー風の曲調の「Andre's Bag」、フルートによるテーマが美しい「Imagination」などと、かなり楽しい。

(参考)本作から「Soullnik」が聴けます。

Soulnik (youtube.com)

(安曇野市宅で聴いているところ)

飾ってあるレコードは、右からダグ・ワトキンス「Watkins at Large」(Transition 国内盤)、本作「Soulnik」(New Jazz 国内盤)、ポール・チェンバース「Bass On Top」(Blue Note 東芝盤)。ポール・チェンバースは、ワトキンスの義理の従兄弟です。

【草津音楽の森国際コンサートホール】

住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林音楽の森内
ホームページ:音楽祭会場へのアクセス | 草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァル (kusa2.jp)

今回のフェスティヴァルの看板がありました。

駐車場から向かう際に「草津音楽の森国際コンサートホール」を撮影。緑に囲まれたホールです。

アルプスホルンの演奏。少し横から撮影しています。

ホールの入口あたりから撮影。穏やかでのんびりとした感じが、景色に相応しかった。

ホール内。演奏開始前の様子です。

西村朗さん作曲の「オルガンのための幻想曲(2017)」に使用されたリードオルガン。


上田市真田町「元祖真田流手打そば 佐助」で、野菜天ざるのランチ。

2024-08-20 19:30:00 | グルメ

先日、草津夏期国際音楽祭のオープニングコンサートに出かけました。会場までは、車で上田市から鳥居峠を越え、嬬恋村で左折して草津温泉を通り抜けるルートを辿りました。その際、昼食をどこでとろうかと考えました。

結局、夏の草津温泉は混み合うので、鳥居峠手前の真田地区でいただくことにし、蕎麦の「佐助」に入り、「野菜天ざる」を注文。観光の方が多く、提供に少し時間がかかりましたが、野菜の天ぷらが美味しかった。

道路からは、ちょっと急な坂を上ります。

建物外観

店内。入り口を入ったところに、テーブル席もあります。

囲炉裏。

奥の方の部屋です。

メニュー。ざるそばが600円と、リーズナブルです。

まず、冷たいお茶と漬物。

野菜天ざる

そば。「そば」は、自家栽培だそうです。いかにも手打ちといった切り方です。

そばですが、つなぎが多い感じがしました。

薬味

そばつゆ。

野菜の天ぷら。つゆが出てきましたが、塩でもいいなと思いました。

ナス、インゲン、カボチャ、きのこの「えのき」など、美味しくいただきました。

そば湯。サラサラ系でした。

【元祖真田流手打そば  佐助】

住所:長野県上田市真田町本原3023
電話:0268-72-2287
ホームページ:元祖真田流手打そば 佐助 - 上田市その他/そば | 食べログ (tabelog.com)