使えなくなった農機具の先端に鉄筋を溶接した。
鉄筋の部分を地中に刺してオブジェにする。
スコップ ジョレン 名前知らず など。
農機具の形そのものも美しいが、その鉄に付く錆がなんとも良い味を醸していると思う。
鉄筋を付けておけば、どこにも持ち運び可能なオブジェの出来上がりだ。
先日木を抜いてしまった入り口のところに刺してみた。
刺しただけでは、なんとなくまだ寂しい。
それらの上に植物を置くことにした。
山で拾った目薬のビンも使ってみた。
それには水を入れて花瓶代わりだ。
鉄の錆とグリーンはよく合う。
ついでに鬼瓦も置いて。
苔なんかも似合うだろうからセットする。
苔球にする時間的余裕がない。
思い切って苔をハート型にした。
何を思い切ったかというと年齢に伴う趣味。
少し大人気ないが自分を許す。
あれもこれも置いてみたら取りとめがなくなってきた。
「何気なく」のコンセプトは見事に外れて腹立たしい景観になった。
少し冷静になってから水を撒いてみた。
ダメなものはダメだと分かった。
また触ると発狂しそうだからそのままにしておく。