家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

入り口の整備のうち伐採

2010-10-01 08:12:02 | Weblog
春野の入り口は上り坂になっている。

車は道路から上がる敷地内坂道に置くことになる。

その両側は石垣で作られている。

片側は筧を置き、そこから水が出ている。

反対側は名前を知らない(杉のような)木が石垣を覆っている。

ずっと気になっていた。

この奥にヘビがいるかもしれないなぁと。

去年はハチの巣が出来ていたし。

思い切って切ってしまうことにした。

今後どのようにするかも決めていないのに手を出すのは少し抵抗があった。

だが少し木を切り取った段階で「元に戻せない」ことが分かった。 

長年かかって出来てきた姿は一部が欠損するとひどくチグハグになるのだ。

こうなったら全部撤去するしかない。

1日では終わらなかった。

残った根を取る。

「根こそぎ」ってやつだなと思いながらバールやチェーンソーを使った。

石垣の石を退け根に近い茎を切った。

ヘビもハチも出てこなかった。

1匹だけ小さなムカデが大急ぎで逃げていった。

取り払ってしまうとスッキリして初めからそうなっていたかのようにも見える。

Y爺さんが通りかかった。

「おお。けっこくなった。ヘビがいちゃ恐いでのぅ」と言った。

明るくなって危険の去った石垣。

石垣になるべく近づかないようにしていた習慣を取り払うことが出来た。

このままでもOKだが花のひとつも植えてみたい。

まだ何も決めていない。