家訓は「遊」

幸せの瞬間を見逃さない今昔事件簿

母の指先

2010-10-09 08:47:17 | Weblog
母と一緒にカイロプラクティックに通っている。

母が施術を受けているとき私が母の足を揉む。

もうそれも当たり前になった。

今回は施術の終わった母が私の足を揉んでくれた。

「こうやると気持ちいいら」と言って私がいつも母にやっているように。

ありがたかった。

少し驚きがあった。

力が弱すぎるのだ。

小学校低学年程度の体格で83歳になるのだからしかたがない。

だが私は衰弱した母を驚くほど感じた。

先生は力強く私の肩をマッサージしていた。

涙が出た。