いただいてあった煤竹(すすだけ)を使って木工で遊んだ。
切った竹の長さを揃えれば、それは箸。
でも使いやすいように先端を細くしたりトゲが刺さらないように整えた。
竹の節をうまく利用したいと思ったのだが割るときに節の手前で折れてしまう。
だから少し短くなってしまった。
それは子供用箸。
逆に長すぎる物も出た。
それは菜ばしですが何か?
折れた節の部分だけをきれいにして穴を2箇所空ける。
そればボタン。
もう一つ作った。
先端を薄くしていってペーパーナイフ。
煤竹は見た目は汚らしいのだが金タワシで擦ると、とてもきれいな色が出てくる。
Y爺さんの息子さんが通りかかった。
「何してるだー?」
「箸を作っています」
「えー?」
「お箸。竹を2本 長さを揃えれば箸でしょ?」
「おう。箸だ」
笑って去っていった。
帰宅してペーパーナイフを試してみた。
ちゃんと切れる。
妻がボタンをボタンと認識した。
「こんなもんで先日もちゃんと売っていた」という妻の証言。
私もクラフトフェア等で見ているから
「そうだよな」と妻の言葉に甘える。
草刈りばかりが私のやることじゃない。
これから箸だらけになる予感。