下で取り上げた非正規男子の未婚の仕掛け人と言えばあの売国奴竹中平蔵です。このところ、宮崎さんのところへ竹中の悪事を投稿してくれている椿本さんが、怒りが収まらないようで又しても投稿してくれています。
何と竹中は自分の悪名を誇っているようです。こういうのが一番質が悪い。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月4日(日曜日) 通巻第6660号
(読者の声2)
竹中平蔵氏は、パソナグループの入社式で、小泉純一郎元首相からかけられたという「悪名は無名に勝る」という言葉を紹 介し て、笑いを誘ったといいます。
https://www.asahi.com/articles/ASNB25SJ4NB2PLFA003.html
ここで、竹中氏が言う「悪名」とは、いかなる意味なのか。
たとえ一般民衆に直ちには受け入れられない場合でも、自分の信念に迷いがなければ、信念をつらぬくべきであるというよ うな ものなら、(直接民主主義的には問題があるとしても)是認するべき余地はあるでしょう。
また、行政マンの世界では、適時に嘘を吐くセンスや清濁併せ呑むことに対して「ワル」といった愛称が付けられ、それ は、最 高の誉め言葉とされるとも言われますから、政治的言動として、「悪名」なり「ワル」という評価も、必ずしも一方的に非難され るべきではないのかもしれません。
しかしながら、竹中と言う人物は、国会で「真っ赤なウソ」を述べたり(『竹中平蔵市場と権力』「暴かれた私信」文庫 338 頁)、その「ウソ」は、ポジティブに評価できるレベルを超えたもののように私には思えます。
そもそも、この人物が権力に擦り寄った時期は、日本経済が停滞から衰微をたどった時期と一致しています。その点をどの よう に解析しているのか、納得がいく釈明を聞きたいものです。まさか、自分が主張する「構造改革」が不十分だったからだ、などと は言わないとは思いますが・・・
参議院での否決の結果として衆議院を解散するというような強引なことをしてまでも、強行した郵政民営化なるものが、約 15 年を経過した今、その莫大な実行コストに見合う効果を出しているのか。
同様に、経済政策としての妥当性、合理性からというよりも、政治的目的を優先して断行されたと(私には)思われる不良 債権 処理、UFJ銀行を破綻に追い込んだ強引な金融政策(究極の『規制』ではないか?)など、についての自己検証は済んでいるの だろうか?
竹中氏は、大臣就任中、慶応大学の学生を前にして「自分のやっていることが正しいと、心から思っています。多くの批判 があ るが、揶揄するものばかりで批判にもなっていない」と述べて、聴衆から拍手を受けたといいいますが(『竹中平蔵市場と権力』 「暴かれた私信」文庫231頁)、パソナ入社式での挨拶でも、自らを批判する声が今もネットであるとしたうえで、「フロ ント ランナーは傷を負うが、最初に動いた人に色々な意味で評価や利益が来る。そのことを肝に銘じて」と述べたといいいます。
しかしながら、政治問題、経済政策において、100%正しい「解決」などということはあり得ず、「妥協」「対決」など が不 可避だとしても、それだからこそ、その「結果」の「評価」については、謙虚で自省的なものでなければならないと私は考えま す。
この人物の言動には、それらが全く見られないことが、「無名」の清貧老人である私にはおぞましく感じられるのです。 (椿本祐弘)
それにしても、この男を信頼する安倍さんや菅(スガ)さんは、どうやって籠絡されているのでしょうか。やはり、天性の詐欺師には勝てないということでしょうか。