いよいよ日本で日米豪印4カ国外相会談が開かれたようです。ここに台湾が加われば最高なのですが、まだその時期じゃないのでしょうか。
宮崎さんが詳しく書いてくれています。これをアップする時には既に帰国しているのかもしれません。
それにしても、この4カ国がこの時期日本に集まるのはChinaにとっては嫌でしょうね。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月6日(火曜日) 通巻第6662号
日米豪印の4カ国外相会議、本日、東京で開催
領土係争のインド、南太平洋の安全保証重視の米豪。日本は?
10月6日、日米両国にオーストラリア、インドを加えた4カ国の外相が東京に集合し、共通に認識する「自由で開かれたイン ド太平洋」構想の実現に向け連携の強化を討議する。
インドはとくに中国が侵略した領土問題で、日本の尖閣諸島問題を絡めて共同声明にどう盛り込むかに力点を置くだろう。
インドの世論をみると「共産主義が間違いの元凶、インドから共産主義を叩き出すことがベストだ」とする強硬論が目立つ。
豪の関心事も南太平洋の安全保障であり、これらに米国は人権、ウィグル、香港などの問題を絡めて来ると予想される。
この日米豪印の4カ国外相は、2019年9月に米ニューヨークで初会合を開いた。
2020年はチャイナ・ウイルスの感染から鎖国状態となっていたなかで、日本で開催される初の閣僚級国際会議となる。
ポンペオ氏と茂木敏充外相、オーストラリアのペイン外相、インドのジャイシャンカル外相が出席する。
また菅義偉首相は就任後初の米国務長官との会談が予定されている。
もっとも関心を寄せるのが、中国と台湾である。台湾は連携強化が台湾の安全保障に直截に結びつくからだ。しかし中国は包囲 網突破の拠点として日本の活用を狙っているから、米豪印の強硬な中国対策と日本との温度差が縮まるか、現状維持か、注視して いる。
日本は未だにChinaを諦めきれないのでしょうか。と言うか、未だにそんな態度だからポンペオさんが乗り込んで来たのじゃないでしょうか。
これでも、まだ優柔不断な態度を取るようだと、いよいよアメリカの逆鱗に触れることになるでしょう。その時、日本はどうするのでしょうか。