アメリカの大統領選挙は欠陥だらけのようです。と言うかそれを利用する奴等こそが悪いのでしょうが、行き過ぎた民主主義はそれを糾弾出来ないのでしょう。何とも納得が行きませんが、それが民主主義の限界なのでしょうか。
トランプさんの再選に青信号が灯らないと宮崎さんが報告してくれています。やはり、法廷闘争になるのでしょうか。それとも、反トランプ勢力は何か奥の手でもあるのでしょうか。
いずれにしても、バイデンが当選するなんてことがあれば世界は終わりかも。
「宮崎正弘の国際情勢解題」より 令和2年(2020)10月28日(水曜日) 通巻第6681号
トランプ再選、まだ緑信号を打てない情勢
激戦地区でトランプ猛烈な巻き返し、ペンシルベニアが最激戦区
前回もペンシルベニア州でトランプが逆転、最終的な勝利に直結した。
27日のペンシルベニア集会には、ファーストレディのメラニア夫人が初めて選挙キャンペーンに登壇した。
10月27日時点でのNYタイムズの世論調査ではバイデンが49%、トランプが43%と、ついに6%の差に縮まっている。 左翼のNYタイムズは民主党支持であり、しかもバイデン支持を社説に掲げているくらいだから、それを割り引くとトランプは逆 転している可能性を示している。
なにしろ全米メディアの66%がバイデン支持である。
トランプが明確にリードしているのはオハイオ、モンタナ、テキサス州で、頭ひとつトランプがリードしているのがウィスコン シン州、草深きジョージア、激戦区はミシガン州、バイデンがリードしているのがネバダ州と大票田の西部三州とハワイだ。
伏兵が期日前投票と、郵便投票である。すでに6400万人が投票を済ませた。このように異常な事態が出来しており、このう ち激戦区では3200万人が投票を終えた。メディアの推測による既投票者の内、2000万人がバイデンに入れたとNYタイム ズが推定している。
トランプは僅かに800万人。むろん、民主党は草の根の組織を誇り、組織動員の結果であるが、やはり、トランプ陣営にとっ ての懸念材料である。
トランプの辛勝区に対して民主党は訴訟をおこす準備であり、ひょっとして11月3日夜からの開票作業は、数日かかることが 本気で予想される。
一体、何時決着が着くのでしょうか。と言うかトランプさんの再選でなければ無効にすることは出来ないのでしょうか。