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団塊の世代のつぶやき

誇れる日本を取り戻そう

2010年03月15日 | 日記・その他

  還暦も過ぎると何かを考える時、常に死というものを意識するようになりました。この部屋でも兄の死と、今年の義弟の死を書くことになりました。
  いずれも、今の私の歳より下でのことです。それだけに72歳で死ぬと決めている私も必ずしもそれまで持つとは限りません。その中でも、一番興味があるのが、どういう死に方をするのだろうかということです。
  生まれたときの記憶も意識もなかっただけに死も意識なく迎えるのかもしれませんが、願わくば死ぬ時に死を超越した心境で悠然と死んで行きたいものですが、どうも死にたく無いとわめきながら惨めたらしく死んで行くような気もします。それとも、事故で、死を意識するまでもなくあっけなく死んで行くのでしょうか。
  考えるほどに、興味が沸きます。まさか来世とか輪廻なんてものがあるとは信じられませんので死んでしまえばすべて終わりだと思っているので、死ぬ瞬間の心境に是非立ち会ってみたいものです。
  しかし、そんな事を考えていると、後、10年ほどの残り少ない人生を無駄に過ごすのはちょっと勿体無いような気もします。かと言って、今更名誉も金も地位も無い私に何が出来る訳も無いでしょうし、せめて何時死んでも後悔しないように充実した毎日を過ごす事しかなさそうです。

  まあ、インターネット三昧でも別にかまいはしませんが、それだけというのも寂しそうです。と今更こんな事を言っているようではやはり大した事はできそうもないし。

どうしたもんか!


★★日本的経営

2010年03月13日 | 日本的経営の崩壊

  第3794回などで取り上げた反ウォール街の動きは期待したようには動いていないようです。世界のリーダー達に本気になって取り組んで欲しいものですが相手の方が上手なのかもしれません。
  そんなマネーゲーム至上主義の奴らに何を言っても効き目は無いのかもしれませんが、そんな人たちに読ませたいものがありました。

  Japan on the Globeより

  国柄探訪: 石田梅岩~「誠実・勤勉・正直」日本的経営の始祖

  …略

  6.「正直から出た倹約」

 ここで最初の問答に戻って、「商人の道を知れば、私欲の心を離れ」の「私欲」とは何か、考えてみよう。梅岩は私欲に関して、こう述べている。

  私欲ほど世間を害するものはない。このことを知らずに行う倹約は、ただの物惜しみのための倹約であって、世間に害を与えることが多い。しかし、私が申し上げているのは正直から出た倹約なので、人を助ける倹約である。

  たとえば、少しでもお客様に安くて良いものを提供しようと、経費のムダを省いて節約するのは、「正直から出た倹約」である。こういう倹約は、社会全体のプラスとなり、世のため人のためになる。

  それに対して、自分さえ儲ければよいと、仕入れ先への値切りばかりやっているのは、「私欲から出た吝嗇(ケチ)」である。これは自分が得した分だけ、仕入れ先に損をさせるので、社会全体としては何のプラスにもならない。それどころか、損をさせられた仕入れ先は、他の顧客から損を取り戻そうと、また私欲に走った商売をするかもしれない。私欲が私欲を呼び、社会全体に恨みや妬みがはびこることになる。

  倹約を申し上げるのは、ほかでもない。生来人間が持っている正直の心に返したいからである。・・・このような正直が行われるならば、世間の人たち全体が仲良くなり、世界中の人々がみんな兄弟のようになるだろう。私の願うところは、世の人々がこのような社会を創り上げることである。…以下略

  11日の鈴木正三さんの教えを引き継ぐ考え方だそうです。こうしてみると昔の日本人は凄いですね。
それにしても今の日本にもこんな精神を持った商売人は殆ど居そうにもないですが、マネーゲームで世界を混乱させている金融界の人達にはこうした考えは思いもつかないのでしょうね。
  日本の経営者たちには是非この精神を取り戻してもらいその精神を世界に広げて、マネーゲームなんてバカなことを地球上から無くしたいものです。あぶく銭を手にした人達はそれを失うことに恐怖心があるのでしょうか。そのために際限の無い欲の世界に迷い込んでしまうのでしょう。
 
たくさん儲けて、必要以上の贅沢をして本当に幸せなのでしょうか。食うに困るのは辛いですが、ほんのちょっとした余裕があればそれで良いなんてのは通用しないのでしょうか。

精神的には楽ですよ!


浅田真央さん

2010年03月12日 | 韓国

  3月3日で浅田真央さんの精神力のことを書きましたが、私が想像していた以上に素晴らしい能力の持ち主のようです。
  あれから、ネット巡回で興味深いものを見つけました。

  音楽の大福帳より

  ■私の≪浅田真央&キムヨナさんへの感想≫が、東京新聞「こちら特報部」に掲載■

2010-02-27 17:14:25 | とびきり楽しいお話

  …略

  技を出さずに、氷面を滑走している時の彼女の肩には、音楽の拍子とピッタリと一致した、小刻みな動きが見られました。

これが、観客を飽きさせず、彼女と一体となって、「4分間」を楽しませる原動力であると、思います。

演技する浅田真央さんの呼吸と、観客の呼吸とが、一致するのです。観客も、自分自身が演技しているように思ってくるのです。

これが、芸、あるは芸術、技でしょう。

これは、音楽や舞台芸術でも、同じです。

★キムヨナさんも、素晴らしいですが、大技と大技との間の滑走で、一瞬、リズムが消える時が、何回かありました。

次の技の準備のために、途切れてしまうのです。…以下略

  プロの目と言うのは凄いですね。こうやって解説してもらうと浅田選手が本当に凄いと言うのが良くわかります。
  そう思って以下のリンクを見ると、やはり裏があったのだろうと思えます。

  Yahoo!知恵袋より

  フィギュア女子本番前に、電通=ISUジャッチ買収.ヨナ優勝工作を再確認。

 コンサドーレ札幌オフィシャルブログより

  浅田真央が戦ってきたもの・・・マスコミが決して明かすことのない真実

  全てが正しいかどうかはわかりませんが、ありそうなこととは思えます。それにしても、この年になって、こんなことは許せないと思うのも大人気ないのかもしれませんが、欲に絡んだ人間って本当に情けないですね。
  スポーツの世界だけでもフェアであって欲しいと願うのは余りにも甘すぎるのでしょう。しかしながら、その同じ土俵に上がることを良しとしない精神こそ、日本人が培ってきた武士道と言えるのじゃないでしょうか。
  こうなれば、武士道にのっとったフェアを追求して次の大会ソチで世界に浅田真央を認めさせてやりたいですね。なんて、又いらないプレッシャーを掛けてるだけかもしれません。

それだけ素晴らしい人なのかも!


備えるべき能力

2010年03月11日 | 日本再生

  第3819回で「あるべきところにあるべき人がいない」との言葉を取り上げましたが、今の日本のリーダーはそのあるべき人とは全く正反対の人であると言えるのじゃないでしょうか。それでは、リーダーとはどうあるべき人なのかを書いた素晴らしい人がいたそうです。

  毎日jpより

 岩見隆夫のコラム

近聞遠見:「知らなかった」の深刻=岩見隆夫

 知る人ぞ知る、なのだろうが、最近、鈴木正三(しょうさん)(1579~1655)の事績を初めて聞く機会があった。先賢の知識が乏しかったのを恥じ入るばかりだ。

 鈴木は江戸前期の禅僧だが、もともとは三河松平藩の旗本、42歳で出家し武士道を加味した仏教を説いた。しかし、それにとどまらない。加藤周一は、<庶民大衆に語りかけた知識人の原型>と評価し、山本七平が、<世界に通用する思想家>とたたえた人物だ。

 多くの著作の一つで、鈴木は、<指導者が備えるべき能力>として、次の七つをあげている。

 (1)先見の明がある人

 (2)時代の流れが的確に読める人

 (3)人の心をつかむことができる人

 (4)気づかいができて人徳のある人

 (5)自己の属している共同体、組織全体について構想を持っている人

 (6)大所高所から全体が見渡せる力量を持っている人

 (7)上に立つにふさわしい言葉遣いや態度が保てる人

 鎖国の世にあって、刮目(かつもく)に値する慧眼(けいがん)である。指導者の条件について、これまで数限りなく指摘されてきたが、鈴木原則ほど行き届いたのを知らない。

 鈴木が77歳で他界してから約350年が過ぎた。いまの最高指導者、鳩山由紀夫首相のリーダーシップは鈴木原則に照らして、どうだろうか。

 ほとんどの項目は判定するデータがまだ足りない。もっとも気がかりなのは最後の(7)、ついで(3)だ。この2項は深くつながっている。…以下略

  参考:

  ウィキペディア → 鈴木正三(すずきしょうさん)

  愛知の博物館 → 鈴木正三記念館

  Japan on the Globe 国際派日本人養成講座 → 人物探訪: 禅僧・鈴木正三近代資本主義の源泉

  鳩山さんとは似ても似つかない人だと言えそうです。今までの総理の中で最もふさわしくなさそうと思えるのはわたしだけでしょうか。だからと言って、今の日本にこれに当てはまるような人がいるのかも疑問です。もちろん、今の政治家の中にもそんな人が居るとは考えられません。
もし、こんな人が居れば、政治の世界には飛び込んでこないのかもしれません。しかしながら、本当にこうした人が居れば、周りの人たちが自然と担ぎ出すのでしょうか。そうとも思えないような気がするのが悲しいところです。
  昔の英雄論では、上記の条件を全て備えるのは難しいので、人格で周りにそれぞれの専門的な能力を持った人を集めて、その能力を発揮させて事を成すのが最上とされたのじゃないでしょうか。
  さしずめ、その代表的な人が
三国志の劉備であり関羽、張飛、諸葛亮孔明など自分には無い能力を持つ人たちの協力で蜀の国を立ち上げたのである。
  こんな夢のようなことを考えていても仕方ないのかもしれませんが、余りにも人に恵まれない今の日本はやはり滅びる時が来ているのでしょうか。

そうでないことを願います!


タバコのポイ捨て

2010年03月10日 | 日本再生

  

歩道のゴミ拾いで何時もながら呆れるのがタバコの吸殻です。缶やペットボトルに紙くず、プラスチックにポリ袋とあらゆるゴミの中で常に一番多いのがタバコの吸殻です。
  朝、掃除しても昼にはもう落ちています。そんなに人通りの多い道でもないのですが、それでも落ちていないなんて事はありません。常習犯だろと思っていましたが、一人や二人ではこんなに何時も落ちているということもないと思われるので、もしかしたら、タバコを吸う人は皆捨てているのでしょうか。
  もしかしたら、タバコのポイ捨てというのは罪悪感が沸かない行為なのでしょうか。タバコはポイ捨てするのが当たり前という暗黙の了解でもあるのでしょうか。いや、そんなはずはありません、現にヘビースモーカーだった私はポイ捨てはやっていませんでした。やはり、一部の心無い人の仕業なのだと思いたい。

  こうなれば、タバコの販売を中止するしか方法はないのかもしれませんと思っていたら、面白い記事がありました。

  時事ドットコムより

  たばこ販売、最大の落ち込みに=増税も1000億円減収-財務省

 10月1日からのたばこ増税による販売数量や税収への影響について、財務省がまとめた試算が5日明らかになった。規制強化や健康志向の高まりによる消費の自然減に加え、1本当たり3.5円の増税で禁煙、節煙の流れが加速、2010年度の販売数量は今年度比15.9%減の1950億本となる見込み。増税の影響を通年度ベースで反映させると1710億本にとどまり、現状より2割以上落ち込む計算だ。

 同省によると、落ち込み幅は把握している1965年度以降で最大。国と地方合わせた税収も09年度当初予算に比べ1000億円余り減少し、1兆9734億円を見込んでいる。(2010/03/05-21:02

  この税収2兆円とタバコ禁止による医療費の削減はどちらが多いのでしょうか。というより、国民の健康やポイ捨が無くなる効果と税金のどちらが大事か考えるべきではないでしょうか。
  2兆円なんて高速道路の無料化や子供手当てを止めれば十分賄えそうです。ばら撒きで票を買うより、日本人の健康と町の美化を計る方がずっと良いのじゃないでしょうか。どうしてもタバコを止められずに苦労している人たちの為にも思い切ってタバコを禁止しましょう。それが無理なら早く1000円に値上げすることです。

良いことは早くやりましょう!


ゴミ拾い

2010年03月09日 | 日記・その他

  

最近うれしいことがありました。我体育館の横の歩道のゴミの散乱が余りに酷いので、とうとう見るに見かねてできる範囲でゴミを拾い始めました。
  ところが、見る人は見ているのですね、偶然同窓会で久しぶりに会った友人と体育館に勤めている話になったところ、「もしかして、歩道の掃除もやるのか」と聞かれました。「何で?」と聞くと、彼の奥さんが「最近、体育館の横の歩道の掃除が半端じゃない」と言ってたのだそうです。
  誰もそんなことに興味なんか無いだろうと思っていただけに、これは正直嬉しかったですね。あくる日からの掃除に思わず力が入ってしまいました。単純なものです。

  そんなことがあって何か月が経ち、横の歩道は良いのですが、それ以外の他所の敷地の前の歩道は相変わらずゴミだらけのままです。きっと企業も外の歩道を清掃する余裕なんて無いのでしょう。
  そこで、余りそうした企業を刺激しないように、こそっと散乱したゴミだけでも拾って見ました。雑草などは抜かずにゴミだけ拾っただけでもスッキリして密かにほくそえんでいました。

  ところが、何時ものように体育館の横の歩道を掃除しているとおじいさんに突然声をかけられ「あんたが、ゴミを拾ってくれたんか」と言われました。
  ちょっと「何だこのおじいさん」と胡散臭さと共に不気味に思いましたが、「そうです」と答えると、「そうか、綺麗になっていたので、誰がしたんだろうと思っていたので声をかけたんだ。実はわしも10年ほど前毎日坂出の街を計画的に早朝からゴミ拾いしていたんだ。やっぱり道が綺麗だと足取りも軽くなるよ。ありがとう。」と言われ、思わず恐縮してしまいました。「おじいさん、うまいことおだてますね」と言うと「そうだろう、褒めれば、どちらも気持ち良いじゃないか」と嬉しそうでした。

  それにしても、関心を持っている人はいるもんですね。1人でも気持ちよく思ってくれる人がいると思えばやりがいもあるというものです。とは言いながらも、いつまで続くか自信はありませんが、余りきばらずに出来る範囲で続けることにしましょう。

本当に続くかな!


新しい公共

2010年03月08日 | 日本再生

  5日の山田方谷さんのところで書いた事を思わせることをあの鳩山さんが言ったそうです。一体どうゆうことでしょう。

  四国新聞社より

  3月4日付・新しい公共  2010/03/04 

 鳩山由紀夫首相が、NPOや市民に教育や子育て、街づくり、介護などへの参加を促す「新しい公共」の普及に熱心だ。

 施政方針演説では、これら身近な課題に取り組む人々を取り上げ「こうした人々の力を『新しい公共』と呼び、この力を支援することによって、自立と共生を基本とする人間らしい社会を築き、地域のきずなを再生し、肥大化した『官』をスリムにしたい」と強調。有識者による円卓会議を発足させ、自ら自主防犯パトロールや産後女性のケアに取り組むNPO法人を視察するなど、PRに躍起だ。

 首相には「かつての地縁・血縁型の地域共同体はもはや失われた」(昨年の所信表明演説)との認識がある。その上で、各種ボランティア活動や環境保護運動、地域防災、インターネットでのつながりなどを活用して信頼の市民ネットワークを編み直し、新たな共同体構築を目指そうとしている。NPOや市民の活動支援策として寄付税制拡充などを検討する意向のようだ。

 だが政府主導のキャンペーンが、本来は市民の間から自然に盛り上がって実現すべきはずの「自立と共生」に果たしてつながるのかどうか。

 かつて金脈問題で退陣した田中角栄元首相は、人間や自然、時間、国など五つの大切と、お年寄りへの親切、約束の順守など10の反省を唱えたことがあったが、政治家の道徳論が醸し出す「うさんくささ」から国民にそっぽを向かれている。鳩山流「公共の勧め」が同じ運命をたどらなければ幸いだ。(K)

  いやあ、笑わせてくれますね。およそ似つかわしくない人からこんな説を説かれると笑うしかないですね。親から小遣いを貰って、ばれなければ相続税すら払わないような人が良くも言うものです。恥ずかしいという気持ちはこの人にはないのでしょうか。
  それとも凡人の私には想像も付かないほど崇高な目標を持って日本を素晴らしい国にしようとしており、そのためにはどんなことをしても良いと腹をくくっているのでしょうか。
  遠い将来、あの時は皆が何を考えているのかとバカにしたが、こんなに凄い人だったのかと尊敬されるときが来るのでしょうか。
  しかし、どう考えても単なる思いつきで言ってるだけで、深い考えがあっての事とは思えないのは私だけでしょうか。

間違っていたらありがたいことです


戦略加速

2010年03月07日 | 太陽光発電

  太陽光発電の動きはいよいよ本物になってきそうです。太陽光発電こそ未来のエネルギーの本命と考える私にとっては期待が増すばかりです。

  SankeiBizより

  太陽電池市場を狙え 電機各社の戦略加速 2010.3.1

 太陽電池の国内外での需要拡大をにらみ、メーカー各社が生産や販売の態勢強化を図っている。三菱電機は1日、平成23年度以降の早期に年産能力を現在の約2・7倍に当たる60万キロワットに引き上げると発表。京セラも2日に完成する国内の新工場を軸に、増産計画の前倒しを視野に入れる。さらに東芝が国内の住宅向け市場への参入を表明するなど競争は過熱しており、今後激しいシェア争いと低価格競争が繰り広げられそうだ。(森川潤)

 「工場は昨夏から24時間フル稼働で、この状況は今年も続くだろう」

 三菱電機の中村一幸リビング・デジタルメディア事業本部長は1日の事業説明会でこう強調。長野県飯田市に増設した第2工場を近く稼働させ、発電素子である太陽電池セルの生産能力を22年度中に現在の22万キロワットから約20%増の27万キロワットへ引き上げる計画を明らかにした。

 太陽電池の需要は世界同時不況の影響で21年は減速したものの、欧州や日本市場を中心に好調を維持。世界市場は25年に18年に比べて8倍の1210万キロワットへ成長する見込みだ。

 市場には欧米や中国、韓国勢などが続々参入。メーカーは現在200社以上とされ、シェア争いは激しい。日本勢も「市場動向を常に見極めて先手を打たないと生き残れない」(京セラ幹部)状況だ。

 このため各社は、増産の態勢を整え、低価格化競争への対応を図る。国内シェア2位(世界6位)の京セラは同社最大のセル工場となる野洲工場(滋賀県野洲市)を2日に完成、24年3月に現状の6割増となる65万キロワットに引き上げる生産計画を前倒しで実現させる見通しだ。同社は米国でも太陽電池パネル生産の拠点新設を予定。今秋には中国の天津工場を稼働させ、年産能力100万キロワットも視野に入れるなど攻勢をかける。

 東芝は1日、世界シェア9位の米サンパワー社から高効率の太陽電池パネルを調達し、4月に住宅向け市場に参入すると発表。発電システムの基幹機器もOEM(相手先ブランドによる生産)供給を受けて東芝ブランドで販売し、24年度に国内シェア10%を目指す。

 このほか、国内シェア1位のシャープや三洋電機も近畿地方の新工場で増産態勢に入った。現状では、太陽電池産業は補助金などに支えられているが、各社は低価格化競争を勝ち抜き事業を成長させたい考えだ。

 参考: 輝く太陽光 相次ぐ増産 三菱2.7倍 京セラは新工場 (1/3ページ)

  昭和シェルも社名をソーラーフロンティア株式会社に変えて世界展開を計るそうです。ホンダソルテック甲子園球場の太陽光発電も動き出したそうです。
  日本の太陽電池産業も世界の攻勢に一時は押されていましたが、いよいよ反撃開始でしょうか。去年の暮れの固定価格買取制度による住宅用の設置増も追い風になっているのじゃないでしょうか。
  政府も国を売ることばかりに熱心にならずに太陽電池を売ることに力を注いでほしいものです。日本が無くなるのと、世界のエネルギー大国になるのとどちらが良いか考える必要も無いでしょう。

もっと真剣に日本の未来を考えろ!


夜更かし

2010年03月06日 | 日記・その他

  第3213回第3297回などで何度も書きましたが、企業の三交代制やコンビニなどの24時間営業という人間本来の生活を否定するような働き方を強いるのはもうそろそろ止めてもらいたいものです。
  夜にきちんと寝ないと体に悪いという記事がありました。

  Business Media より

  なぜ夜更かしはカラダに悪いのか (1/2)

  …略

  子どもの睡眠に詳しい、東京ベイ・浦安市川医療センターの神山(こうやま)潤センター長(小児神経科医)は「日本の子どもの寝不足は国際的に見ても際立っている」と懸念する。

 神山センター長は「夜型の生活が悪いというデータは多く出ているが、その理由はまだ十分解明されていない」と説明。そのうえで、まず人間の体のリズムをつかさどる「生体時計」への影響を指摘する。

 生体時計の1日は、地球の「1日=24時間」より少し長いことが知られている。朝起きて光を浴びることで、無意識のうちに“時差ぼけ”をリセットしている。逆に、夜の光(夜更かし)は生体時計と地球時刻のズレを拡大し、睡眠や覚醒(かくせい)、体温、ホルモンなど体内のさまざまなリズムを乱してしまうと、神山センター長はみる。…以下略

  学生の頃はスズメの鳴き声を聞いてから寝るなんて徹夜マージャンもやりましたが、あのなんとも言えない虚脱感のようなものはどう考えても体に良い筈はない。ましてや、夜の仕事なんて絶対に体に良いわけはない。世の中には、警察や病院など、どうしても夜中に働かなければならない仕事もあるでしょうが、最低限そうした仕事は仕方ないとしても、無理して夜に働く必要の無い仕事は多いはずです。
  これからのエネルギー枯渇問題などから、できる限り夜の仕事はなくすることを考える必要があるのじゃないでしょうか。それだけでもエネルギーの無駄な消費が削減できるはずです。本来の生活を取り戻して病気も減って医療費の削減もできそうです。
  一生懸命働いてトヨタのように叩かれては何をやっているのかわかりません。世界を相手に命を削って頑張るより、のんびりと人間らしい生活を取り戻ことを考える時が来ていると思うのは私だけでしょうか。

やっぱり夜は寝ましょう!


外から財を見る

2010年03月05日 | 日本再生

  絶望的な財政赤字を抱えた日本に再生の道はあるのでしょうか。借金を返すには収入の中から借金を返済し、残りのお金で生活するしか方法はありません。
  1000兆円近くと言われる借金を返す事は出来るのでしょうか。借金は増やさないと大口を叩いていた民主党は自民党以上に借金を増やそうとしています。果たして、こんなことで日本の将来はどうなるのでしょうか。

  もう一つ昨日に続いてなる程と考えさせくれる言葉がありました。

  小野晋也「著」「本物に学ぶ生き方」  至知出版社

  雲中の飛竜が行った財政再建  山田方谷 より

 …略

  総じて善く天下の事を制する者は、事の外に立って事の内に屈しないものだ。しかるに当今の理財の当事者は悉(ことごと)く財の内に屈している。

  つまり財政問題は、ふつう財政という枠組みの中で問題を解決しようとするのですが、この財政が、決して人間生活の営みのすべてではありません。財政の赤字、黒字ももちろん大事ですが、私たちの社会の成り立ちのすべてから見ると、財政はその一部分にすぎないのです。
  それなのに、その財政が、逆に我々の生活のすべてを律するような考え方になってしまっているところに、実は無理があるのではないか。それが財の内に屈してしまっている姿です。だから事の外から財を見る、財を一部分の問題だと見る発想を持った、もっと自在な財政の考え方にならねばならないということなのです。…中略

  たとえば、今の福祉の問題一つ取ってみても、みんなが権利だけを主張して、自分たちに少しでも何か問題があれば、「それはすべて公の責任において事を処置せよ」というふうに要求したら、これはいくらお金があっても足りません。
  
しかし、自分自身がやれることは、まず自分自身でやれるところまでやって、、どうしても及ばないところだけ助けてもらう。そうすればあっという間に福祉のお金は何分の一にも減少するでしょう。さらに隣にいる人が困っている人を助けましょうという気持ちになって、お互いに手をさしのべ合ってくれたら、またこれで何分の一かのお金で済みます。
  これは、良識があればこそできることです。社会に良識が失われて、権利を主張するのが当たり前だというような世の中になっているから、いくらお金があっても足りないような状況がうまれてしまう。こういうことがここに語られているのです。
  ですから、赤字が生まれているいうのは、確かに数字の上での問題ですが、それを生み出す真の原因は、社会そのものの中に深刻な病気が潜んでいることにあるのだと。こういう風に考えるべきであって、この社会の病気を治すことができれば、おのずから財政も正されてくる。これが、方谷の基本的な考え方です。…以下略

  なるほど、これは考えさせられます。予算を取ることばかり考え、取れればそれを使い切ることしか考えない今のやり方では借金が減る事はないが、この方谷さんの考え方ならなんとかなるかもしれませんね。
  松下幸之助さんが良く言っていた、予算を残すやり方に通じるものがあります。

  収入が足りないのなら頭から足りない分一律何%と予算をカットすれば良いのじゃないでしょうか。足りない分は頭と体を使って補うしかないのです。

  貰った予算を余っても使い切る今までのやり方と足りない分を頭と体で補うのでは結果は全く違ってきます。

これしかない!


あるべき人

2010年03月04日 | 日本再生

  前の自民党も酷かったが今の民主党のように「外国人参政権」や「夫婦別姓」など国を売ることに力を注ぐほどの酷さはなかった。
  それにしてもどうしてこんなに酷い人たちが政治をやっているのでしょう。そんなやるせない気持ちに応えてくれる言葉がありました。

  小野晋也「著」

  本物に学ぶ生き方 9人の先達が教える人間養成の道

  安岡正篤氏の言葉 より

   「現代日本に最も欠如しているものは人物である。人の数は多いが、あるべきところにあるべき人が案外にいない。つまり、そのところにおる人に心が出来ていないか、心を修めた人がその所におらぬかである。これが是正されぬ限り、国家・社会は決してよくならない。」

  いや~!、これほど見事に現在の日本の実情を表している言葉はないですね。安岡さんが書かれた言葉ですから戦後の今から何十年か前の言葉でしょうが、その頃から日本の劣化は酷かったようですね。
  それでも、ここでも良く取り上げたように戦前の教育で育った人たちが健在だった80年代まではなんとか世界に伍して頑張ってきたのじゃないでしょうか。
  それ以後、戦後の教育で育った世代が日本を背負うようになって益々人物がいなくなったという事なのじゃないでしょうか。
  そうした戦後の自虐史観と利益優先の教育によって昔の良さが無くなってしまった時に民主党という政権が樹立してしまったのは自業自得かもしれません。
  果たして、ここで踏み止まる事ができるかどうかで日本の未来は決まるのかもしれません。

どうも無理の様な気がします!

  小野晋也さんとは誰でしょう。我が香川県の隣・愛媛県の衆議院議員でしたが、去年の衆議院選挙で政界を見限り自ら立候補を止め野に下ったという今の政治家にはちょっといない興味深い人です。私も偶然知って、「面白そうな人だな」と興味を持ちました。

  調べてみると、東大卒であの松下政経塾の第一期生だそうです。

  前衆議院議員小野晋也の「在野の政治家イラ短日記」


浅田真央さん

2010年03月03日 | 日本再生

  夜のNHKのテレビニュースで浅田真央選手のインタビューをやっているのを偶然目にしましたが、アナウンサーのありきたりな質問に感情を殺して答える彼女を見ていると、どうして19歳の少女にこれほどの試練を与えないといけないのだろうと疑問を感じてしまいました。
  SPでの完璧な演技でどうみてもそれだけの差があるとは思えない5点の差を付けられた時点でフリーで彼女が完璧な演技をして尚且つ相手がミスをしない限り逆転はないと彼女も分かっていたはずです。
  フリーで相手選手が目の前でミス無く完璧な演技を行い尚且つ想像も出来ないような点数を取った後に演技をしなければならないという絶望的な場面で重圧に耐えながらトリプルアクセルという3回点半の技を決めながら最期には力尽きたようにジャンプのミスで当然の如く勝つことはできませんでした。

  多分、あの演技を完璧に行っても彼女が勝つ可能性はなかったはずです。それ程に相手側は用意周到な仕掛けをしていたことは間違いないと思ったのは私だけでしょうか。尤も、その仕掛けを生かしきる演技を成し遂げたその精神力はこれまた素晴らしいと言わざるを得ないでしょう。
  しかし、納得がいかないのは、男子のフィギュアで前回のチャンピオンで今回2位になったプルシェンコ選手が4回転を成功させながら、その技に挑戦しなかった選手に負けたことに納得がいかないとコメントしていたのと同じです。

   そんな不利な状況の中で自分の出来る限りの力を出して敗れたくやしさは想像もできません。60数年生きてきてあんなプレッシャーのかかる場面に一度も遭遇した事の無い私だったらきっとあの場面では発狂しているでしょう。
  それにもかかわらずあれだけの演技をして敗れた選手にこれでもかと言うように今の心境を語れと言うテレビ局の無神経さに腹が立って仕方ありませんでした。
  それでも、そんな馬鹿な質問に感情を押し殺して答える浅田真央選手の強さに、これほどの重圧にも耐えられるのはやはり選ばれた人間だからなのだろうと感心させられました。それだけの強さを持ってないとTOPにはなれないのでしょうね。

人間の出来が違うようです!

 


レンタル自転車システム

2010年03月02日 | 自転車・公共交通

  第3537回などで取り上げたパリのレンタル自転車システム「ヴェリブ」には及びませんが、第3639回で取り上げた東京・丸の内のオフィス街での実験よりは規模の大きなシステムが日本でも始まるそうです。

  greenz.jp グリーンズより

  30分以内なら無料! 3/20スタートの「シクロシティ富山」、遂に詳細が明らかに!

  日本初の「ヴェリブ」型コミュニティサイクルが、いよいよ320日から富山県富山市でスタートする。その名を「シクロシティ富山」。先頃、遂にその詳細が明らかとなったのでお伝えしよう。

「シクロシティ富山」は、富山市内中心部に15箇所、約300m間隔で設けられた貸出・返却ステーションに150台の自転車を配置。ステーションは駅や公共施設の近くに設置され、利用者はICカードを使って24時間いつでも自由に自転車を借りることができ、しかも使用後はどのステーションに返却してもよい。

利用料金は30分までが無料で、31分~60分までが200円。それ以降は30分ごとに500円が発生する。つまり早く返却するほどお得なシステムだ。

利用するにはウェブサイトでの事前登録が必要となる。市内を走るトラム(路面電車)「富山ライトレール」などで使えるIC乗車カード「パスカ」を使用する場合は基本料金として毎月500円を支払う(31日から19日までに登録を済ませると、初年度に限り250/月)。また、短期利用向けの「7日パス」の基本料金は1000円で、いずれもクレジットカードで決済する。

  第2435回でも書いた路面電車で頑張っている富山市が、今度はレンタル自転車にも取り組むんですね。地方都市のこれから目指すべき方向に向かって先陣を切ってがんばっているというところです。
  これから、まずは日本中の県庁所在地がこうしたシステムを積極的に採用して行って欲しいものです。石油の枯渇が避けられないのであるからには一日も早く取り掛かるべきであり、それしか日本が生き残る道は無いはずです。
  富山市には是非頑張って日本中の都市から目標にされるような素晴らしい街づくりに成功してもらいたいものです。 

期待しています!


ネット広告

2010年03月01日 | 日本再生

  この部屋を始めたのは何時か職が無くなった時に食べていける手段とならないものかとの甘い考えもありました。しかし、少しやってみて、これは生半可な訪問数ではどうにもならないし、これを増やすのは並大抵の努力ではものにならないと判断してそんな考えは捨てました。そして、何時からかせっかく始めたからには行ける所まで続けようとの考えに変わりました。
  しかし、あれから10年ネットの世界も大きな力を持ってきたようです。広告費が新聞を超えたのだそうです。

 Garbagenews.comより 20100223

ネットと衛星のみプラスで全体は前年比マイナス11.5%の59222億円…電通発表の「2009年日本の広告費」をグラフ化してみる

  確かにネットは素晴らしいですが、まさか広告費が新聞に勝つ日が来るとは思ってもいませんでした。
  こうなれば、テレビにも勝って欲しいものです。そうなれば、今のテレビによる洗脳も防げるようになるでしょう。つまりは、去年の衆議院選挙のようなばかな選択を洗脳された国民がすることも無くなるかもしれません。
  早く、国民がテレビからネットに移り、自分の判断で考える日が来ることを期待したいものです。何と言っても今ネットとは縁の無い年寄りは早く亡くなるのですから。

意外と近いのかも!