明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



中央公論アダージョのH編集長と、都内某所、高層ビルにてロケハン。次号は主人公に空を飛んでもらおうと思っているので、ビルを何棟も行ったり来たりして撮影ポイントを探す。展望室もあったが、ガラスに密着できないようになっていて、写り込みを避けにくい。開店前の店に頼んで窓外の景色をチェックさせてもらう。会員制クラブは昼間見るとけっこう汚ない。絨毯など、中学校の石灰まみれの体操マットの如し。よほど照明を落として営業するのであろう。入店規則に服装がどうのと書いてあるが、笑止千万である。そういういう店に限って、本部に許可をもらわないと、などとうるさい。勿論そういうものだろうが、時間のことあり、すべて却下。結局、すぐに了解をもらえた、感じの良い喫茶店に決め、窓際を予約する。問題は、明日の光線。 かえりにK本に寄ると、おでんが始まっていた。喉が渇いていたせいで、キンミヤ入りチューハイをゴクゴクと喉を鳴らして飲んでしまう。隣りに座る常連のMさんに、空を飛んでもらう予定の某作家の首を披露。無事ウケる。ここでウケないようでは話にならないということになっている。

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