明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

完成  


アダージョ次号用人物ようやく完成。軍服を着せようなどと考えたものだから、普段よりより1週間は長くかかってしまった。 この人物は普通にイメージすると、立派で貫禄があるという以外やりようがない。しかしせっかく私が作るのだから、それでは面白くない。そこでどうせ立派なら、胸に勲章をぶら下げるくらい過剰にしようと考えた。胸に勲章着けた男というと、カッコの悪い男の象徴のようなもので、軍服といっても明治時代の礼服なので派手で、鳥類のオスを連想するほどである。始めはなんだか理容師のユニフォームのようだったが、部品を加えていくと徐々に様になってきて、結局立派になってしまった。なってしまったが、こんな姿を不鮮明なモノクロでなくカラーでみると新鮮である。自分で見たことのない物を作るべきだと改めて。 明日は撮影して背景に合成までやらなければならない。サーベルを作るため、T屋でもらった菜箸を削ってたらマメができてしまった。

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