明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 

撮影  


平日なら人はいないだろうし、午前中なら背景の建物が日陰になり、フラットな光線状態で撮影できるだろうと、朝の6時半に家を出る。前の晩、たいして食べていなかったので、6時から開いているT屋で朝食をと思ったが、夜勤明けのタクシー運転手のオヤジ達が、すでに宴もたけなわの可能性が高い。目立つことが嫌いな私は、つい飲ってしまって同化しかねないので、なか卯で朝定食を放りこんで出かける。 現場に着くと前回と違って、さすがに人通りも少なく、落ち着いて考えることができる。以外と扱いが難しいな、と数カット撮り、建物を正面からと思ったその時、バキュームカーが到着し、正面玄関にピタリと横付け。まるで、撮影に間に合った、とポーズを取っているかのようである。今時、バキュームカー?と思ったが、綺麗な青い車体なので、給水車かなにかだろう。陽が当たる時間まで間があるし、作業が終るまで待てばいいのだが、こういう場合、私はそうは思わず、これは撮るな、ということだろうと考える。なにしろ、あまりなタイミングである。このまま正面から撮っても良いことはないはずである。間違いは無い。結局、バキュームカーを避け、建物の部分をフィルム1本撮影し帰った。丁度いつもT屋に顔を出す時間なので、運送会社のKさんの顔を見て帰宅。 午後Dの塗り残し部分を仕上げ、撮影。

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