明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



頭部が大体完成した人物は、昨年であったら、キャッチーな方向にいったと思うのである。しかし現在ではイメージが出尽くしている感があり、後発ゆえに、普通に力を入れているようでは、もう沢山といわれそうだし、少なくとも私はウンザリするだろう。いや、もうしている。イメージ変更が吉と出るか凶とでるか。無難でないことだけは確かである。
連休中に、背景撮影を済ませておきたいと思い、カメラを持ってでかけるが、富岡八幡の骨董市に引っかかってしまう。 芝居用か居合いの練習用か、刀が目に付く。ここで入手しても良かったのだ。忘れていた。しかし撮影用とするなら全く問題ないが、特に柄巻の部分の古びた感じが有り難くない。結局、新聞紙でくるんでもらってバッグに突っ込んで、気にならない程度の茶碗を一つに、永井荷風がかけていた物と同じような眼鏡フレームを撮影用に買う。気分がまったりしてしまい、撮影の気分ではなくなる。スーパーで酒の肴を買い、本日は洗濯の日とする。撤退の判断だけはやたらと早い。じっくり取り組む人物像制作と違い、運動神経重視の撮影は、ちょっと気分が翳ったら止める。時間に余裕がある場合だが。  石川遼君、国内男子ツアー「中日クラウンズ」の最終日。首位とは6打差18位タイでスタート、12バーディ・ノーボギー、トータル13アンダーで優勝。1ラウンド“58”の新記録。高校時代、同じクラスに尾崎直道がいたにもかかわらず、申し訳ないが、何が面白いか判らなかったが、遼君が登場して初めてゴルフが面白くなった。

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