明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



雑記に間が空いてしまったが、前回の雑記の内容からして、あまり間が空いてもまずいのではないか?と実家のパソコンで書いている。幸いにも、肝心の人物の首の制作が順調に進み、用事のついでに実家で身体の制作をしていた。制作に特別な道具、材料を使うわけでもなく、自分の家より順調なくらいで、なんの支障もなく乾燥まで済ませた。 
ケーブルTVで母と『如何なる星の下に』(1962)監督:豊田四郎を観る。母は舞台になった築地辺りの育ちなので、ああだこうだいいながら観た。池辺良と山本富士子が隅田川を船で渡っていたが、62年といえば、物凄くドブ臭かったはずである。 私が、たとえば当時の西村晃の後ろ姿だけで名前をいうので、母は驚いているが、人の形に関しては私はこんなものである。左を向いた肖像写真を見ながら、右側の顔さえ普通に作れるが、それが地図になると、左右どころかピクリとも頭の中で動かせないのは、どういうことなのであろうか。グーグルの地図を見ながら、モニターの前で、頭を逆さまにする勢いで傾けているところなど、とても人様には見せられない。

過去の雑記
HOME

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )