明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



二日酔いの友人二人と相変わらず二日酔いをしない私。パタ-ンは十代の頃と変らず。熊牧場という、北海道の海鮮を売り物にした店へ行き、ルイベ定食。牧場はかつては入場料を取っていたようだが、今は二頭しかいないので、無料化していた。ほとんど廃墟であり、腹がわずかに呼吸をしめしていて、かろうじて生きているのが判る。熊に恨めしそうに見上げられた。 郵便局に用事があるIと判れ、N君に見晴らしの良い場所に連れて行ってもらう。美味そうに煙草を吸うN君。前回ここへ来た時は、私もまだ煙草を吸っていて、こんな所で吸うのはまた格別であったろう。両君とも煙草が止められないといっているが、1人で打ち込む仕事は、止めにくいのは良く判る。学生の頃、ハイライトは80円だったよな、と話す。蚊取り線香のようなパッケ-ジの朝日が、廃盤になるというので、ワンカ-トン買った覚えもある。 午後、今度は用事があるというN君は、夜合流するとして、Iの工房の軒先で二人でバ-ベキュ-をすることにした。幸いIの工房は、二階に泊まれるので、家族と顔を合わせずに済むので気楽である。すでに働いているというIの二人の娘など、恥ずかしくて、とても会う気になれない。Iも同様であろう。 話は尽きないが、お互い今だから話せるという話もでて、なんでそんな些細なことが当時は一大事だったのだろう、とお互い呆れあっては笑いあう。 二日酔いから夜になって回復したN君も合流し、さらに飲み続けた。こちらに来る前日、デジタル一眼レフを買ってきたが、月が手持ちで撮れてしまってビックリする。

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