明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



風邪のせいで外出もままならず、宅配のピザを食べている有様で、K本にもしばらくいっていない。しかしどういうわけか、アダ―ジョ6月配布号の作品が、予定より早くしあがりそうである。この体調では難航しそうだし、と行儀の悪いことに、最悪事は寝床から手だけ出して作っていた。傍から見たら執念の図、というところだが、当人は好きでそうしており、別段どうということもない。実家で頭部を作っていた時は、さあできた。といってる数分後には、又いじっているので、母にはいい加減にしておいたら、といわれていたが、いつもだったらT屋のかみさんや、運送会社勤務のKさんにいわれているセリフである。さあできた、といっていながら嬉しくないのは、完成していない証拠である。それにしても、風邪のせいで力が抜けたのであろうか。妙にスム―スに事が運んだ。月末には母と、また奈良の長谷寺に行くことになりそうなので助かった。行ったばかりなので、どうせなら他の所へ、と思うのだが、行きたいというのだから仕方がない。今回は帰りは母と別れて、三重県は湯ノ山温泉近くの陶芸村で工房をならべている、専門学校時代の二人の友人宅にお邪魔する予定である。4、5年ぶりだと思うのだが、十代の頃に知り合った連中は、4、5年ぶりなど大した変化を感じるはずもなく、ついこの間という感じである。先方からすると、又来たのか、という風ではないだろうか。昨年亡くなったSのことでも懐かしみながら飲みたいものである。

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