明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



携帯で写真を撮って上手く撮れたためしがない。知人でもブログの写真など上手に撮る人がいるが、私はああはいかない。これは頭とモニターの距離に問題があるのだろう。デジカメでもファインダーを覗かず、モニター頼りでは上手く撮れない。 私の場合、頭に融通が利かない部分があり、人物像の制作なら、左右逆の画像を頭の中で反転することが可能なのに、特に地図は頭の中で微動だにしない。紙やノートPCのモニターなら、そちらを動かせば良いが、街角に設置された地図は私の方が“方向転換”するしかない。少々の角度違いなら首が凝ったフリでもして対処するが、それ以上であれば、ほぼ役に立たない。そう考えると、やはり目とモニターの距離が私には埋められないということなのであろう。 頭と手の距離というものもある。これを近づける方法は経験を重ねる以外なさそうだが、オイルプリントという技法も、露光を終え水洗し、用紙に塗布されたゼラチンが水を含み、レリーフが立ち、あとは油性インクを着けたブラシで叩くだけであるが、データを取ろうと最終的には手技となるオイルプリントは、上手く行く気がしないと、まず上手く行かない。ここに面白さと難しさがある。

オイルプリント制作法

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