明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



目が覚めパソコンのモニターを確認し、昨日の出来事はホントだった、と確認し顔を洗って飲酒を始める。雷鳴轟く東シナ海の揺れる船の帆柱の先端に立ち、霊力を発している天狗みたいな異人を完成させた知人がいたなら聞いてみるが良い。翌日は朝から飲酒すべきだ、と必ずいうだろう。 次々に新作を完成させているようだが、ずっと被写体制作だけに専念し、そのために弓の引き絞り効果、というものが効いている。本来なら作っては撮影し、と繰り返したいところであったが、我慢をし、より快感を高めよう、という企み、というのは半分だけ冗談だが、出所後の高倉健が飲む一杯のビール同様の効果はあった。 予定している最後の一作は、雲水姿の一休宗純である。



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