明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



一休和尚制作開始せず。私の〝悪癖”の一つが、ご馳走を目の前に、グズグズなかなか取り掛からず、自分を焦らして創作における快感をより高めよう、とすることである。もちろん依頼され期限があるような場合は、この悪癖は発動しない。しかし、もういい加減作らせろ、とヨダレを垂さんばかりに取り掛かれば、集中力がより高まった状態で、ご馳走に齧りつけるのは間違いない。独身者の部屋はノックせずに開けるな、と言うが、一人で何を企んでいるか判ったものではない。 そう考えると、頭に浮かんだイメージはどこへ消えて行ってしまうのだ?なんて考えたのも鍵っ子時代の妄想である。父が脱サラして共働きとなり、一人にしていたらロクなことはない、と託児所がわりに塾に通わされた。仕事から帰ると、まさかテレビを観ていたんじゃないでしょうね?真空管時代のテレビの後ろの温度を確認する母であった。未だにカミさんに、そんな目に合っている友人には、だから俺は友情をもって止めただろ?



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