明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



日曜美術館で河井寛次郎を観る。特に興味ががあった訳ではなく入った工芸学校の陶磁器科だったが、河井寛次郎を好きになり、その気になった。記念館は2回行った。 本日は知り合って40年という連中と会うため本八幡のHさん宅に集まる。Hさんのネパール人の奥さんの退院祝いをかねて。インド、チベットなど何度も行ったような人達なので、最新作の達磨大師を持って行った。Hさんとは、私の初個展の直後、地元の情報を載せるチラシの取材で知り合った。インドに行って写真を撮っていたHさんは、私の部屋に転がっていた人形を撮った、記憶も薄れつつある、未発表作の、モノクロプリントのアルバムを作っていて驚く。大変危険なアルバムであった。当時写真に興味がなかったので、記録に残そうとも思っていなかった。それがいつしか写真が創作上の最終形態となり、写真展をやっている。 奥さんのイギリス住まいのネパール人のお兄さんと息子さん、その他インドネパール仲間の方々が集まっていた。持って行った達磨大師を披露する。インドの達磨事情?聞きたいところだったが、仏教徒は数パーセントで、まったく情報は得られず。日本にはチョンマゲ姿が歩いている、と思い込んでいる外国人が、チョンマゲについて日本人に質問してるが如き有様であった。 これで予定している被写体は揃った。すべて仕上げ着彩を済ませ、来月より撮影に入りたい。

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