明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



それにしても、写真の、まことを写すという意味に対して蛇蝎の如く嫌い、まことなどという物に一切関わりたく無い、とまるでエンガチョのように抗い続け、ほとんど腹を立てる始末である。何故そこまでマコトに対して拒絶反応を起こすのか?何かあった覚えはないし。字義通り、光画とでも着けてくれれば良かったものを。そのリアルさにびっくりして思わずつけてしまった、というところだろう。日本人は、ずっと変な遠近法を使ったり、陰影を描かなかったりして来たくせに、いまさら何がまことだ、と.葛飾北斎が西洋化して行く様にまで腹を立てる始末。   それでも良くも悪くも私の根幹を成す物ではあることには違いない。と蝦蟇仙人の背景に竹を配したり、鉄拐仙人の口から分身を吐させている私であった。

 



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