明日できること今日はせず
人形作家・写真家 石塚公昭の身辺雑記
 



現在ある頭部が10体、そのうち仕上げ手前まで身体も出来ているのが7 体。寒山と拾得の頭部も出来てはいるが、一休が出来てみると風狂味が物足らなく感ずる。これはなんとなく予想していて、一休を手がけるということはそういうことになるだろう、という気がしていた。さらにしゃれこうべを枕にする一休まで作ってみると改めて来年正月の課題とする。とりあえず登場人物のラインナップはこれぐらいで良しとしよう、ここから山河広がる中国風景などここからが大変である。 糠漬けの大きな楽しみの一つは根菜類をゴリゴリと食べるところにある。香り牛蒡に甘さで人参。漬かり安い物は取り出すタイミングが微妙だが、一つことにかまけてうっかりしてしまう虎渓三笑な人間にも大丈夫である。



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