花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

正倉院展  古都紀行(二)

2007-11-08 | 奈良・京都
 平成19年11月8日(木)

 東大寺を出て第59回正倉院展が開かれている奈良国立博物館界隈の様子を覗きにいきました。街路樹には少し紅葉が見られました。
 末娘の夫の両親からは今回も正倉院展へのお誘いを受けていました。来年の60回目と言う節目にでもと渋っていたら、末娘から催促されて奈良行きを決めてしまった次第です。



 こちらは本館です。お目当ての正倉院展(東館・西館)を見学する人々の動きが慌ただしく感じられます。



 団体客入口には行列が出来ていました。写真には写っていませんが一般の入場口はかなりの行列でした。しばらく散策することにしました。



 戻って行列の最後尾を見たら「ただ今待ち時間15分」と出ていました。時計は午後の3時半を回ってます。係の人が「入るならば今がチャンスだ」と言ってくれたので入場券売場前まで行ったら、通りかかったご婦人が「チケット1枚あげましょうか」と招待券を差し出されました。
 「あのうお金、払いますから」と言ったら「どうせ余ったのだからいいですよ」と立ち去られました。遠慮なくいただきました。
 親切な人もいるなあと嬉しくなりました。そう言えば自分も福岡の美術展で余った入場券を差し上げて喜ばれたことがありました。

 

 【今年のチラシ】今回は北倉11件、中倉36件、南倉20件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の計70件の宝物出陳です。うち17件は初出陳です。
 展示の宝物は掲載できませんので、奈良国立博物館のHPをご参照ください。

 やはり圧巻です。「天平の息吹」とはまさにこの味わいなのでしょうか。悠久の歴史の一端を垣間見た思いがしました。
 ロビーには菊の花が展示され、中庭を眺めることが出来ました。





 しばし喧噪な世間を忘れさせる空間でした。
コメント (21)
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