花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

春日神社神苑へ  古都紀行(六)

2007-11-18 | 奈良・京都
 平成19年11月18日(日)

 隠れ家レストラン・エルバで正倉院ランチを堪能して、春日神社神苑へ向かいました。参道の周辺はすっかり秋深しの感じです。一行は末娘婿の両親、末娘、私ども夫婦の5人です。



 木漏れ日を浴びながら歩きました。親子連れとすれ違いました。



 春日神社神苑は元々、佐佐木信綱たちの協力で万葉集ゆかりの植物300種植栽の植物園として開園したものです。現在は参拝者に安らぎを与える神苑となっています。広さは9ヘクタール(9千坪)あります。



 苑内には島崎藤村の碑を初め、会津八一、折口信夫、宮柊二、前川佐美雄・緑らの歌碑があります。かつて朝日歌壇の選者だった宮柊二の歌碑です。若い頃朝日歌壇で宮柊二から採ってもらったことがあり、懐かしく思いました。こういう場所で巡り会えるとは夢にも思いませんでした。



 神苑の中央にある池は20アール(600坪)もあり、中央には中ノ島があります。この池に浮舞台が設置され、春と秋に春日神社に伝承されてきた雅楽が奉納されるのです。【この模様は次回にアップします】



 苑内の点景です。右上は歌仙堂、その下は万葉植物でそれにちなんだ歌が陶板で紹介されています。カリンが秋空に光っていました。小さな石橋が収まるべくして収まっていました。



 もう雅楽の響きが周囲に流れてきます。次回をお楽しみください。
コメント (16)
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