花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

武豊騎手が荒尾競馬にやってきた

2011-12-05 | 郷土 荒尾
 平成23年12月5日(月)

 83年の歴史がある荒尾競馬が時代の波に押されてこの23日で幕を閉じます。幼少の頃、祖父に連れられていった思い出もあります。



 荒尾競馬閉鎖の話を聞いた武騎手が荒尾競馬に別れの騎乗を申し出て、やってきました。彼自身3度目の来荒です。競馬場にはいつもの数倍の2千人を超すファンが詰めかけました。パドックから出てくる武騎手です。



 返し馬の雄姿に歓声が上がりました。



 「昔はいつも、こぎゃん(こんなに)お客さんが来とったばってん・・」と年配のファンがつぶやいていました。



 スタート直後。8番の武騎手は意欲的なスタートダッシュでした。



 正面スタンド前もトップです。



 「海の見える競馬場」が荒尾競馬のキャッチフレーズでした。依然武騎手騎乗のゴールドユソネットはトップです。



 第4コーナーを回って集団に飲み込まれましたが、ラストスパートがきいて2着でゴールしました。



 この日は女性騎手たちのレースが続いてあり、華やかな女の戦いで盛り上がりました。



 

 レース終了後のトークショーで「荒尾競馬場は海が近くて乗りやすいところでした。なくなってゆくのは寂しい。まだ九州には小倉も佐賀もあるので、これからも競馬を応援してください。」と笑顔で語りかけました。「武騎手、ありがとう!」と観衆から叫び声が上がっていました。今月23日は「さよなら・感謝・荒尾競馬」となり、83年の歴史にピリオドが打たれます。

コメント (16)
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