花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

阿蘇 垂玉(たるたま)温泉の紅葉

2013-11-12 | 紀行
 平成25年11月12日(火)時々

 もうはるか昔、小学6年の時の修学旅行で泊まったことがある阿蘇の垂玉温泉の紅葉を見にいきました。当時は汽車で荒尾駅から熊本駅まで行き、豊肥線に乗り換え、坊中駅(今の阿蘇駅)で降りて、徒歩で阿蘇五岳の一つ・中岳(標高1506米)火口まで登ります。登山道をたまに木炭車の乗り合いバスが走っている時代でした。私たちは登山道を歩かずに山道を通って行き、噴煙を上げる中岳の近くで昼飯を食べました。火口付近での記念写真です。



 火口を見てからまた徒歩で反対側の垂玉温泉まで下ります。山口旅館に着いた時にはもう辺りが薄暗くなっていました。6,7時間ばかり歩き続けた疲れを温泉で癒しました。「俺は巨人軍の川上哲治の弟だ」と言うおじさんと風呂が一緒で、みんなワーワー騒いだことを覚えています。本当の弟さんだったのかどうか真偽のほどは今もって分かりません。
 阿蘇の紅葉は平地に比べ進んでいました。



 旅館の前庭には与謝野鉄幹率いる若い北原白秋、木下杢太郎、吉井勇、平野万里らが宿泊したことでも知られています。14年前、恩師3名を招いて半世紀ぶりの同窓会をここでしました。98名の同窓生中43名の参加でした。44%の出席率には発起人の一人として感動しました。でも出席者43名中この14年の間に9名の方が黄泉の国へ旅立っていきました。悲しいことです。



 公孫樹も黄葉していました。



 金龍と呼ばれる滝が2条流れ落ちています。左は宿泊者限定の露天風呂の入口です。以前は混浴でしたが今は女性専用の時間帯が設けられています。

 

 滝から流れてきた清流が、橋を越えて下流へと流れていきます 



 老人施設の車で来た人が記念撮影をしていました。職員さんの掛け声でポーズを取っている姿が微笑ましい光景でした。



 紅葉にはまだ早かろうと思っていたのに山間部の秋は深まっていました。11月初旬のことでした。「阿蘇の恋歌」をお聞きください。ここ

コメント (10)
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