花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

森里川海の物語・・・第7回有明海再生シンポジウム

2016-09-26 | 文化、文学、芸術
 平成28年9月26日(月)

 9月11日(日)、表記の会が荒尾市の万田炭鉱館で行われました。コーディネーターの田中克氏は「かつて“宝の海”と呼ばれ、多様な生き物のにあhれた有明海から、この海特産の貴重な生き物たちが姿を消し、今では“沈黙の海”となりつつあります。それは私たちの暮らしの便利さや目先の経済の成長ばかりを優先させてきた生き方の『鏡に映った姿』とも言えます。」と述べ、「森と海のつながりこそが、有明海を宝の海に戻すす道との考えに基づき」再生へ取り組んでおられます。



 チラシにそういう趣旨が紹介されています。



 私たち日本野鳥の会荒尾支部も後援しています。一部ですがコーナーも設けてもらいました。



 午前中は親子で楽しむ「チリメンモンスター教室」が開かれました。チリメンジャコに混じっている小さな生き物を種類別に分け、名前を調べる勉強です。



 田中克先生も直に指導されていました。チリメンモンスターを略して「チリモン」と呼んでいます。 



 チリメンジャコの中からモンスターを探すのは大人も子供も夢中になれます。 



 こうして種類別に分けていくとモンスターが並んでいるようです。



 このWEB図鑑で名前を調べます。





 タツノオトシゴ(のなかま)もいました。乾燥しているので長さは1センチほどです。



 午後から発表する荒尾・岱志高校の女生徒たちがマジャク(アナジャコ)のフライをご馳走してくれました。ひとり1個です。



 この子たちは「生まれてはじめて!」と言って美味しそうに食べていました。



 メインのプログラムです。貴重な提言がなされ、次世代を担う高校生たちの若々しい発表に明日への光明が感じられる一日でした。
・13時~15時:森里川海のつながりシンポジウム
   基調講演『森は海の恋人と有明海再生』 畠山重篤(NPO法人森は海の恋人)
講演『環境省「つなげよう、支えよう森里川海プロジェクト」の展開』 鳥居敏男(環境省大臣官房会計課長)         
・15時~17時:高校生による森と海での活動報告
   大分県立日田高等学校  福岡県立伝習館高等学校  熊本県立荒尾岱志高等学校
コメント (18)
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