花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

「荒尾干潟物語」 ステージ編

2013-11-15 | 荒尾干潟・海岸(ラムサール条約湿地登録)
 平成25年11月15日(金)

 お待たせしました。「荒尾干潟物語」ステージ編をお届けします。潮騒と静かな音楽が流れオープニング。ナレーション「昨年7月私たちの荒尾干潟はラムサール条約に登録されました。・・・皆様方に応募していただいた『想いの文(ふみ)』を基に創り上げた『荒尾干潟物語』です。・・・」



 老女登場。老女役は産業振興課の馬場さん。かつての荒尾干潟の思い出、干潟の特徴などを独り語りしながら随所に登場し物語の進行役も兼ねています。



 寄せられた想いの文(ふみ)「有明の浜で地曳網を引く日々」「干潟の思い出」などの朗読。漁師たちへのインタビューがスクリーンに映し出される。・昔は良かった ・すごかった ・財をなした ・渡り鳥たちと・・・



 朗読:「荒尾の化石たち」。案内人から有明海・ラムサール条約の概要説明など。荒尾が生んだ天才少女詩人・海達公子の同級生からの「想いの文」の朗読。緑が丘小学校児童による唱歌「うみ」など澄んだ歌声でした・・・。



 安尾さんをモデルにした炭鉱マンと野鳥たちとの物語。三池炭鉱は有明海の地底まで掘り進められ、そこで働く炭鉱マンに新鮮な空気を入れるために人工島(三池島)が作られました。地下520メートルに新鮮な空気を送り込む空気孔から吸い込まれてくる多くの渡り鳥たちを救った炭鉱マンの心温まる物語が展開していきます。







 あの空気孔から吸い込まれ、死んだのだと鉱夫たちは指差しています。



 男はその後野鳥の会に加入し、仲間や世論の声を背景に会社に空気孔の防御柵を取り付けさせることが出来ました。ベニアジサシなどの野鳥の群れはそれ以降吸い込まれて死ぬこともなくなりました。炭鉱閉山後もここはベニアジサシなどの繁殖地になっています。



 漁師や高校生たちへのインタビュー。ラサール条約登録には地元の熱意や野鳥の会の活動のたまものと語ってくれた方もいました。若い自分たちで出来る干潟の保全や活用に頑張りたいという高校生の熱い言葉は感動的でした。



 どんこ作詞・SATODAI作曲の「干潟のあしたへ(Ⅰ)」ソロは堀薫さん。素晴らしい歌声でした。【以下2枚の写真は文化センター提供です。】



 エンディング。どんこ作詞・岡野剛作曲「干潟のあしたへ(Ⅱ)」、出演者総出の大合唱でフィナーレとなりました。
 ♪流れる風に 波がさざめき 浅瀬の水に 小ガニが群れる ここは干潟よ 荒尾の干潟 きょうも渡り鳥(わたり)の声がする・・・

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14 コメント

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全員合唱 (momomama)
2013-11-15 07:06:57
おはようございます。
どんこさん 上の方の記事と写真
それぞれに ほー と思いました。

でもでも このようなステージの
この最後に ご自分の詩 が 声高らかにうたわれる
私でも 胸が熱くなります。。

おめでとう ばかりですが どんこさん おめでとうございます。
いい喜寿の記念になりましたね。。。
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幻想的、舞台を観ているような気持ちすら (縄文人)
2013-11-15 08:48:20
「荒尾干潟物語」 ステージ編
の扉を開き、上から下にスクロール、アレアレ幻想的な世界、錯覚に捉われ観客席に居るような・・・・・。

次に一枚一枚丁寧に見た。
『命を寄せ合う 鳥が舞い
・・・・・・』、どんこさんにとって、胸高鳴り感動の一瞬であったかと・・・・・・・、思います。
若い人たちが歌い、舞い踊る。
熟年者から若者達に、≪明日の干潟を頼んだぞ!!≫
そんな気持ちさえ詠み取れました。

あの空気孔から吸い込まれ、鳥の死がいを見た鉱夫・・・・。防御柵を取り付けさせることが出来ました。野鳥の群れはそれ以降吸い込まれて死ぬこともなくなりました。
感動した。
しっかり読み、脳裏に焼き付けた一文でした。
これこそ男(安尾さん)の誇り、ロマン、夢と希望で有りましょう。

どんこさん、荒尾さんが主役の舞台
このように写真を撮るのに、忙しさも大変であったことでしょう。

更なる荒尾干潟の発展を祈念します。

返信する
Unknown (moka)
2013-11-15 09:42:32
おはようございます。
素晴らしい荒尾干潟物語ですね。
若い人から炭鉱で働いていたシニアまで皆さんの総力で
出来たステージです。写真を拝見しただけで感動します。
どんこさんの詩も素晴らしいです。世界中にアピールする詩ですね。
見られなかったのが残念です。
返信する
感動です (みーばあ)
2013-11-15 15:33:47
素晴らしい舞台でしたね
写真で見せていただいただけでも感動しました。
観客の皆様はさぞさぞ感動に胸打たれたことでしょう
どんこさんの作詞干潟のあしたへ
160人もの大合唱
素晴らしいです
大成功で幕が下り
おめでとうございます
私も見たかったです
返信する
Unknown (とんちゃん)
2013-11-15 16:52:17
こんにちは!
見事な「荒尾干潟物語」ステージ発表
何度もスクロールして想像力を逞しくして拝見しました。
過去から~未来へ繋がる感動物語だったことでしょう!

モダンダンスが見たかったです~~
一応モダンダンスを専攻していた私は
新採用の頃マスゲーム一辺倒の学校へ自己表現・集団での創作ダンスを浸透させようと頑張っていた大昔を思い出して・・・固くなった身体がウズウズしましたよ~
「干潟のあしたへ」の大合唱も聞こえるようです。
大盛会で、おめでとうございます
返信する
momomamaさん (どんこ)
2013-11-15 19:42:33
こんばんは。
いつもご訪問、ありがとうございます。
助手がいなくて2台のカメラで写すのに
フーフー言いました。
また次の機会にはユーチューブなどで
歌を披露できればと思っているところです。

きょうは小学校の恩師に
「干潟のあしたへ(Ⅱ)」(三宅由佳莉・唄)の
CDを届けて喜んでいただけました。
返信する
縄文人さん (どんこ)
2013-11-15 19:49:58
こんばんは。
いつも熱心にご覧いただいていることに
感謝申し上げます。
「干潟のあしたへ(Ⅰ)(Ⅱ)」
ソロも大合唱もとても良かったです。
作曲がとても素晴らしいせいでしょうね。
スケジュールの関係で来られなかった三宅由佳莉も
本当はステージに立いたかったとおっしゃっていたそうです。
でも、写真のソロ・堀薫さんの唄も素晴らしかったです。
安尾さんはその晩は感動して
なかなか寝付かれなかったとおっしゃっていました。
これからも微力を尽くしてまいりたいと思っています。
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mokaさん (どんこ)
2013-11-15 20:05:21
こんばんは。
リハーサルを見るまでは
こんなに立派なステージになるとは
想像しておりませんでした。
チョロ2と出かけていって、「こりゃみんなに呼び掛けなくちゃ!」と
覚悟を新たにしましたよ。
スタッフのみなさんの情熱や奮闘ぶりには頭が下がりました。
プロが制作したDVD(定価千円)も販売される予定です。
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みーばあさん (どんこ)
2013-11-15 20:12:36
こんばんは。
ありがとうございます。実際のステージの模様の一端を
少しでお届けできるようにと頑張りましたが
感じ取っていただけてとてもうれしく思います。
実際はもっともっと素晴らしいものでした。
「干潟のあしたへ(Ⅰ)(Ⅱ)」は
曲が撮ってもきれいで、歌いやすく
私も毎日家で流しています。
そのうち準備ができればユーチューブでも聞けるようにしたいと思っています。
その時はぜひ聞いてくださいね。
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とんちゃんさん (どんこ)
2013-11-15 20:24:19
こんばんは。
そうなんです。
<過去から~未来へ繋がる感動物語
を志向しました。
バレエは市内にあるJNダンスクラシックのみなさんでした。
とんちゃんさん、まだまだ舞台に立つと
躍動されるのではございませんか。
拝見したいものですね。
若い人たちと交わると、4,5年は若返るような気がしましたよ。
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