花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

安尾さんの「横島干拓」

2006-01-13 | 横島干拓の鳥たち
 平成18年1月13日(金)

 きのうの朝、いつもの通り近くの海岸(蔵満海岸)へ足を運んでいたら、顔見知りの日本野鳥の会の安尾さんに会いました。ニコンの双眼鏡を首から提げ、探鳥の様子でした。話を伺うと、ご結婚前の紀宮様が勤めていらっしゃった「山科鳥類研究所」からこの蔵満(くらみつ)海岸に調査に見えるので、その下調べをしているとのことでした。
 
 あいにく、この朝はほとんど鳥の姿は見えませんでした。北に2,3キロの市屋(いちや)海岸にもいなかったそうです。「山科鳥類研究所」から見えた時に、いつもの通りたくさんの鳥がいればいいのにと思ったことでした。

 私の近くの蔵満海岸は知る人ぞ知る野鳥の集まる有数の名所なのです。常に全国のベストテン内に入っています。ところが、意外にも地元の人はそのことを知りません。
 近くに住んでいる市長自身も知らなかったそうですから、他は推して知るべしでしょう。市長は看板でも立てようかと、安尾さんに話されたそうですが、今度私も会ったら、もっとスケールの大きい案内板を設置して欲しいと進言したいと思います。

 安尾さんは、野鳥の集まる環境を地道な努力をされながら守り、育てておられます。安尾さん達が編集された「横島干拓」を頂きました。横島干拓は自分の所から16キロばかり南の野鳥の名所です。去年はマナヅルが37羽来ていたそうですが、今年は6羽いたのが現在は2羽に減っているそうです。



 わずか16ページの小冊子ですが、中身はもう胸がワクワクする内容が凝縮されています。



 山科鳥類研究所の調査は、ロケット網で野鳥を捕獲し、全部に標識を付けてからまた放鳥するものです。その折は、私も片隅から眺めてみたいと思っています。今から楽しみにしています。


 
 
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