平成20年10月21日(火)
有明海で養殖される海苔はブランド品として全国に知られています。地区には以前はたくさんの業者が養殖に携わっていましたが、高齢化に加え不作が続いた影響もあり数軒になってしまいました。Nさんところで種付けの作業があるからと知らせがあり出かけました。【2年前海苔の乾燥をアップしているお宅です。】
海苔の胞子をびっしり付けた牡蠣の殻を外しているところです。
①種付け所から取り寄せます。②潮水に入れておきます。③針金に吊されている殻を1枚々々外します。④この1枚に5万個の胞子が付いています。日中に外す作業を終えて、夕食後の作業を待ちます。
夜間照明が完備した広い庭で手伝いの人を含め、海苔網に付けられている通称「落下傘」と呼ばれるビニールの袋に殻を2~3枚ずつ入れる作業が行われます。海苔網はカラフルになりました。
お孫さんたちも人が多いのではしゃいでいました。
手際よく、スピーディーな作業が要求されます。
終わったら海苔網を巻いていきます。
テーラーに乗せていきます。作業は午後6時前から始め10時半頃に終わり、海へ運びます。これから先は男衆だけの作業になります。
船に乗せ、沖合3キロの地先にあらかじめ立てた杭にこの網を貼り付ける作業をします。海上での仕事です。朝の2時には終わるとのことでした。これまの作業をまとめて「海苔の種付け」と言っています。
順調にいけば11月20日頃には初海苔が収穫出来るとのことでした。海苔摘みは今は機械で行いますが、寒風の中の作業で大変です。今年も豊作でありますよう心から願っています。
お忙しい中で快く協力していただいたNさんご一家に感謝します。
有明海で養殖される海苔はブランド品として全国に知られています。地区には以前はたくさんの業者が養殖に携わっていましたが、高齢化に加え不作が続いた影響もあり数軒になってしまいました。Nさんところで種付けの作業があるからと知らせがあり出かけました。【2年前海苔の乾燥をアップしているお宅です。】
海苔の胞子をびっしり付けた牡蠣の殻を外しているところです。
①種付け所から取り寄せます。②潮水に入れておきます。③針金に吊されている殻を1枚々々外します。④この1枚に5万個の胞子が付いています。日中に外す作業を終えて、夕食後の作業を待ちます。
夜間照明が完備した広い庭で手伝いの人を含め、海苔網に付けられている通称「落下傘」と呼ばれるビニールの袋に殻を2~3枚ずつ入れる作業が行われます。海苔網はカラフルになりました。
お孫さんたちも人が多いのではしゃいでいました。
手際よく、スピーディーな作業が要求されます。
終わったら海苔網を巻いていきます。
テーラーに乗せていきます。作業は午後6時前から始め10時半頃に終わり、海へ運びます。これから先は男衆だけの作業になります。
船に乗せ、沖合3キロの地先にあらかじめ立てた杭にこの網を貼り付ける作業をします。海上での仕事です。朝の2時には終わるとのことでした。これまの作業をまとめて「海苔の種付け」と言っています。
順調にいけば11月20日頃には初海苔が収穫出来るとのことでした。海苔摘みは今は機械で行いますが、寒風の中の作業で大変です。今年も豊作でありますよう心から願っています。
お忙しい中で快く協力していただいたNさんご一家に感謝します。
一家総出の作業の周りでお孫さんが走り回っている…
こんな環境で育てばよい子になるような気がします。
昔は農家も田植えや稲刈り、籾すりなど一家総出どころか近所総出で…子供達も必ず近くに居ましたから、自然と助け合いも身に付きましたが…
今は農業や漁業で生活するのは大変ですから、手伝いをさせず、勉強をさせて困ったことになっています。
狭い土地を荒らしてしまって外国から毒まみれの食品を買わされるような政治はどんなにかならないものでしょうか?
海苔って、こうやってできるんですね。
牡蠣の殻に種がついてるとは・・・
でも、疑問も湧きました。
夜中に沖合に出ないと不都合があるんでしょうか?
あと、袋(落下傘)に入れるのは何故でしょう?
もしご存知でしたら教えて下さい☆
感想を挙げるなら
1、写真を見ていて牡蛎の養殖をしているのかなぁ~…これが第一印象。
2、製造業はどこも後継ぎ、働く人が(若い人)不足している。特に農業、漁業はその先兵である。
画像の中に家族とともにお子さんまでが、一心に網の周りで一緒に動く姿を見て…有明のノリは大丈夫、この子たちの双肩にかかっていると思いました。
3、牡蛎の殻にノリの胞子が付いている・・・・・これにびっくり。海の生き物たちはお互いに共生しているのだと思いました。
4、なぜ夜の作業をやるのだろうかと・・・考えた。
私の想像の域ですが、胞子は日光や、明かりを嫌うのかもしれない。胞子は生き物、時間単位で勝負して、生きのよい胞子の内にふるさとである海に帰してやるのだと……業者のノリに対する細やかの心ずかいであろうか……?
5、夜間作業で、ライトの当たった母屋を見ると、とてもレトロで昭和の時代の家々を想像しました。
いい雰囲気が漂っています。
いいものを見せてもらいました。
きっと、作業する皆さんの心意気が伝わってノリの豊作間違いないでしょう。
長年やっていらっしゃるので
作業も効率よく進んでいることに感心しました。
ちびちゃんたちは退屈して間もなく母屋のテレビの方に引き上げて行きました。
お手伝いの方々も明るい冗談好きで
笑い声が絶えませんでした。
今年は10月の下旬に入ったというのに
高温が続き、ちょっと気になっています。
低温と適度な雨が必要なのに
その反対の傾向が続いています。
狭い日本にアメリカ並みの国会議員が必要なのかな?
いつもそう思っています。
さすが食に興味がおありの小雪さんらしい質問です。
いいことを聞いてくださいました。
1:種付けの期日は漁協で指定されます。今年は14ということで当地区では一斉に作業に取りかかったわけですが、乾燥を避けるために大抵ナイターでの作業を選ぶそうです。
2:夜中に沖合に出るのはたまたまこの日の満潮時刻との兼ね合いです。朝方や昼間にする所もありますが、干満の差が大きい当地ではこのように夜中になることもあります。
袋に入れるのは潮水で少しずつ胞子が流れて海苔網にくっつくようにするためです。
お分かりいただいたでしょうか?
そんな雰囲気が確かにありますね。
忙しいようですどこか時間がゆったり流れているのが
どんこも大好きです。
恥ずかしながら、鳥の種付けの現場をじっくり見たのは初めてです。
長男さんは会社勤めなんですよ。実質的には普段は夫婦二人でされています。
このような人手がいるときには嫁いだ娘さんや長男さんや親戚の方が手伝います。
万事機械化されて、乾燥時も以前のように手伝いの人も要らなくなりました。
夜の作業の訳は↑のコメントでお答えした通りです。
ご参照くださればありがたいです。
縄文人さんのエールできっと豊作になることでしょう。ありがとうございました。
私も疑問に思っていたことが小雪さんへのコメントでよく分かりました。
機械化されたところもありますが手作業の部分も家族総出で のりきっていらっしゃるのですね。
どんこさんが夜遅くまで見守って写真を撮ってくださったから知ることが出来ました。
ありがとうございました♪
私たちが食べている食べ物は見えないところで多くの人の働きで手に入っています。
分かっているのに忘れていますね。
のりは食事に欠かせませんし、栄養価も高い物のですがこんな風にして養殖
されているんですね・・・。勉強させてもらいました。
大変なご苦労があるのが見えました
牡蠣の殻が海苔の種とは初めて知りました
貴重な説明図ありがとうございました
ところで網の色は何種類かありますが
海苔の種類分けでしょうか
海苔の種となる胞子が牡蠣についているのも初めて知りました。家族総出の作業になるのですね。
子供の頃、隣で海苔を作っていました。この写真のお宅より小規模で、寿司のまきすのようなのに干して立てかけてありました。
海苔摘みは寒い時期で大変ですね。気温が高いとうまく育たないんですよね。
有明のりはやはりおいしいです。