英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

辞書

2007年09月08日 | 英語勉強法
7日に発表された文化庁の「国語に関する世論調査」で、漢字を調べる際に辞書ではなく、携帯電話の漢字変換機能を使う人が、20代では8割、全体でも3割強になったそうです。

母国語である日本語を調べる時は、携帯電話の変換機能で事足りることが多いと思われます。しかし、英語学習の際に携帯電話についている辞書を使うことは絶対やってはなりません。

辞書は英語学習者にとってはバイブル。使う辞書によって英語力が変わってくると言っても過言ではありません。内容がしっかりしたものを選ぶ必要があります。携帯電話の辞書ごときで英語力が上がるほど、英語は甘くないのです。

一昨年、私の英語の指導中に、携帯電話の辞書を使って学習をしている生徒がいました。私に言わせれば、そんな勉強は“その場しのぎ”。何度注意しても、紙の辞書あるいは電子辞書を使おうとはしませんでした。結局、その生徒は名前さえ書ければ合格できるような大学に進学することになってしまいました。彼は理解が速く、伸びる要素があったのに。もったいないです。

逆に、英語学習者は、辞書には惜しみない投資をしていいと思います。言葉は常に変わるものですから、数年に一度は買い替えるのもいいでしょう。

電子辞書にしろ紙ベースの辞書にしろ、実際に手に取ってみて、自分と相性のよいものを選ぶことが、大切です。

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