英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

原書で学ぶ英文法

2007年09月18日 | 英語勉強法
英語指導に携わる者が必ず持っていると言われるのが江川泰一郎著『英文法解説』。江川氏は、数多くの英語で書かれた文法書を読破し、この本を書かれたそうです。

『英文法解説』の解説では、引用した文法書の略語が記されています。その中のひとつに[PEU]があります。これは Michael Swan著『Practical English Usage』の頭文字です。

実は、昨日実家の本棚を漁っていたら、この『Practical English Usage』を見つけました。購入したのは、確か早稲田大学2年生の時。今から14年も前のことです。

政治経済学部在学中の当時、必修の英語授業で David Burleigh先生の授業を受けていました。(因みに David Burleigh先生は現在フェリス女学院大学文学部の教授です。英語俳句の第一人者として、テレビでもよく拝見します。もちろん、当時はそんなに素晴らしい先生だとは、皆目考えもしませんでしたが・・・)

その授業で、副教材として半ば強引に購入させられたのが、『Practical English Usage』。当時は開くこともほとんどなかったのですが、将来的に役に立つかもしれないという直感から、ずっと本棚の中で眠っていたのです。

早速、『英文法解説』325ページにある in order not to の解説
「~いないために」というように目的の内容が否定の場合には in order not to ~ または so as not to ~ を使い、単に not to ~ とはしない。(Swan, PEU, §327)
で引用されていた『Practical English Usage』の§327を読んでみました。
In negative sentences, in order not to or so as not to are used; the infinitive alone is not usually correct. 
納得です。

原書で英文法を学ぶことは、思っている以上に簡単です。わかり易い平易な英語で書かれているからです。英語指導者だけでなく英語学習者にも十分役立つ内容ですので、是非、肩肘張らずに読んでみましょう。

読破した暁には、文法力が向上するだけでなく、英語の本を読了したという充実感に包まれること請け合いです。

『Practical English Usage』と『英文法解説』

コメント
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