英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

第213回TOEICの結果

2016年10月17日 | TOEIC・英検など
先月受験した第213回TOEICの結果が出ました。
リーディングで一問間違えたのは覚えていますが、残りの(おそらく)2問がどこか見当がつきません。前回第210回受験時はリーディングが満点でしたが今回はリスニングが満点で、二つそろえるのはやはり難しい。まだ何かが足りていない証拠ですが、それは知識的なものよりむしろ、あらゆる場面で動じない精神的なようなものだと思っています。来月のTOEICまでその足りないものを補うべく、トレーニングを積んでいます。

心・技・体、すべてがそろった状態で来月を迎えたいと思います。



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主語と動詞を意識しなくなる瞬間

2016年10月17日 | 英語勉強法
「長文になると英語が頭に入ってこなくて、英文が読めません」という相談を多く受けます。それはただ単語の意味をつなげてるだけであって、英文構造を意識していないのが原因です。常に「S+V+・・・」を心に留めて読まなければ、一向に読めるようにはなりません。経験上、TOEIC900点を超えるくらいから英文構造を瞬時に把握できて、語順通りに読めている自分に気づくはずです。

瞬時の英文構造把握力は、4つのスキル(reading, listening, writing, speaking)すべてに共通する大切な力です。英語を英語の語順で理解して操るには、英文を“型”でとらえる、つまり英文構造を瞬時に把握し、主語と動詞を指摘できることが不可欠です。

私は大学受験英語を勉強し始めたときから、英文を読むときは常に「S+V+・・・、S+V+・・・」と心の中でつぶやいていました。大学に合格しても、英検準1級に合格しても、TOEICで800点以上を取れるようになっても、英語に触れる時は常に「S+V+・・・、S+V+・・・」。その繰り返しでした。

ところが、ある時を境に、SとVを意識せずに英語に接することができるようになりました。それは、留学中、ビジネス英語の授業でプレゼンテーションをせねばならず、University of Washington の図書館で大量の関連文献を読み漁っていた時です。締切りまで時間も限られていたため、来る日も来る日も図書館にこもり、大量の英文を速読せざるを得ない状況が続きました。そして、ある瞬間気づいたのです。「そういえば、日本語を介さないのは当然のこと、SとVも意識せずに、英文を英語のままで読めている!」と。
私の実体験から、英検1級に合格したりTOEIC900点以上とれる人は、瞬時の英文構造把握ができていると思います。しかも無意識にです。そこに到達するには、長い時間が必要となります。なぜなら、知識を無意識化するためには大量のインプット学習が必要だからです。普段の学習から、文法に基づいてSとVを意識し、英文を読んだり聞いたりして、それを繰り返す。つまらない単純な作業ですが、英語ができる人は、自ずとその作業を積み上げてきただけなのではないでしょうか。


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