英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

単語だけではナンセンス

2016年10月22日 | 英語勉強法
TOEICや大学受験の文法問題を解いていると、「こういう文法知識がなければ、実際のコミュニケーションの場面では言いたいことも言えないな」と改めて思います。

文法を知らなければ限られた文構造で英単語を羅列するだけの作業とでもいえましょうか。英語を話す時も単語の羅列。英文を読む時も単語の意味をつなげて推測するだけ。リスニングも、聞こえてきた単語の意味を何となくつなげるだけ。何と生産性のない虚しい作業でしょうか。「それでも伝わった」と思っているのは本人だけで、ネイティブはどう感じたかまでは分かりません。
英語力の基礎をなすのは文法です。単語を覚えても、文法・語法が疎かではダメ。しかし、文法が分かっていても、語彙力の不安が純粋な文法知識に影響してしまう可能性もあります。英語学習では当然のことですが、文法を理解しつつ、単熟語を常に覚える姿勢が大切です。

ただ、英語が苦手な学習者に「単語だけ覚えろ」と言うのはナンセンスだということは、確実です。


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