英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

本を読もう

2017年09月18日 | 趣味
塾業界にいると、生徒や保護者の方から「どうしたら頭が良くなりますか」と聞かれます。“頭が良い”をどのように定義するか、何を基準にするかは人それぞれですので、明確な答えはないですが、確実に言えるのは、それまでにどれだけ活字に親しんできたかで決まると思います。「学力の基本は国語力」といわれる所以もここにあります。

私は高校を卒業するまで本を読んだことがありません。これは自信を持って言えます。しかし、浪人した時に活字に触れる重要性と、学校・予備校の授業やテキスト以外から知識を得る意義に気づき、浪人時代から本の虫になり、それと並行して、成績全般も上がっていきました。

大学1年の時、中央大学法学部在学中の友達の部屋を訪れて本棚に目を向けた時、『「成田」とは何か』という岩波新書があり、知的武装した友人が眩しく輝いていたのを思い出します。
大学生では専門的な新書を読み漁る・・・。いつからか現実的な目標となり、常に新書と共に大学生活を送ったといっても過言ではありません。今でも記憶に残っている一冊は、中公新書『複合不況』。日本経済と金融システムの動態について研究しようと決意した一冊でもあります。
季節は読書の秋。お気に入りの一冊をいつも手元に、秋の夜長に知的好奇心に駆られるのもいいですね。


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