英単語を覚える時、教科書や単語帳から覚えるのが定番ですが、身の回りのもの・目に映るものを英単語にして覚えていくのも効率的なように思います。昨日の夕食時に子どもがテーブルを拭いていたので、wipeという単語を覚えさせました。そこから私が留学中に日常生活の中で覚えた英単語の話になり、eczema と ooze がとっさに口から出てきました。
ホームステイ先のホストマザーが慢性的な皮膚炎に悩まされていて、民間療法に頼っていたのですが、いつも引っ掻き傷から膿が出てしまっており、eczema と ooze を何度も言っていました。辞書で確認した後、すぐに覚えてしまいました。そしてそこから、scratch, itchyなどを一緒に覚えていくわけです。
その民間療法で魚油を使って治療していた時があり、家中が生臭い魚の匂いがしましたが、その時にホストマザーが smell fishy というイディオムを使った時に、二人で大笑いしたのも思い出です。
※smell fishy「(出来事などが)うさん臭く思われる」という意味があります。
英単語を覚えたい学習者は、まずは身の回りの物や動作をすぐに英単語に出来るか確認するところから始めましょう。手軽で効率的、そして、英検の二次試験でも役立つボキャビル法です。
University of Washington
今月で留学のために渡米してから十六年の月日が経ちます。あの頃の葛藤や行動が今の自分を創っていると考えると、すべての時間に大きな意味があったと感じることが出来ます。