英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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文武両道

2018年08月24日 | 閑話
昨日(22日)の信濃毎日新聞朝刊の「時の顔」で大阪桐蔭高校の根尾選手が紹介されていましたので、以下に全文を引用します。
2度目の甲子園春夏連覇に貢献した大阪桐蔭高選手

根尾 昂 さん

投手と遊撃手の「二刀流」として、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇に貢献した。常勝チームの背番号「6」は2000年生まれ。名実ともに“ミレニアム世代”の象徴となり「チーム全員のおかげで勝てた」と殊勝に喜んだ。

岐阜県出身。小学2年で野球を始め、中学生で球速140キロ超を記録。スキーの全国大会でも優勝した運動神経の塊だ。高校進学時には全国の強豪校による熾烈な争奪戦が起こる中、大阪桐蔭の練習見学へ。「グラウンドにいい空気が流れていた。ここでやりたいな」と一目見て心を決めた。

両親は医師。中学時代の成績は「ほぼオール5」で生徒会長も務めた。高校でも優秀な成績を収め、文武両道を貫く。授業中に居眠りは全くせず、教師陣の信頼も厚い。読書が趣味で、移動中のバスでもチームメートが眠る横で本を手放さない。「その時々で感じることが違うので」と同じ物を読み返すこともしばしば。食生活の知識も人一倍で「一番吸収が早いから」とプロテインを果汁100%のジュースに溶かし、水で少し薄めて飲むのがお気に入り。

練習の準備やグラウンド整備は下級生より先にいち早く行う。試合後はベンチの掃除も欠かさない。1学年上の先輩は敬意を込めて「根尾さん」と呼び、西谷浩一監督は「大阪弁くらいしか教えられていない気が…」と苦笑い。

姉、兄との3人きょうだいで、好きな言葉は「継続は力なり」。暇さえあれば、ストレッチに励む18歳。
(引用ここまで)
スポーツ推薦などで高校進学した生徒は、そのスポーツ一色の高校生活を送ることが多く勉学が後回しになりますが、この根尾君のように文武両道を成し遂げている高校生もいるんですね。敬服です。

先日、中学卒業後に海外のスポーツクラブに入るため日本を離れる決断をしている中3生に英語を指導する機会がありましたが、予想に反して、彼もまた中学レベルの英語は完璧に理解し、英語を使ったその先にある未来を見ているようでした。

これが本来あるべき姿ですね。勉強もスポーツも頑張る若者を、頼もしく思います。


コメント
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