英語道(トラスト英語学院のブログ)

トラスト英語学院(長野県伊那市)塾長。英語指導や自身の英語学習雑感、趣味のランニングと筋トレについて綴ります(^^)

越えられる壁

2021年12月14日 | 英語勉強法
高1生との授業で仮定法を扱いました。仮定法の文章を見ると、常に高2の時のあの日の思い出が蘇ります。

高2のある英語の授業の時、担任でもあり3年間英語を教わった先生から、「今日から仮定法をやる。仮定法は難しいから、心して勉強しろ」と言われました。たいていの場合、指導者からそういうことを言われると生徒の側は構えてしまい、逆にもっと難しく感じしてしまうことが多いですが、その日の私は、「何くそ!」と思い、友人を自宅に連れてきて、仮定法を完全に理解するまで部屋に閉じこもって、二人で夜遅くまで教科書・参考書・問題集と対峙し、仮定法を完璧にマスターしました。

あの日一日没頭して徹底して学んだことで仮定法のみならず英文法全体にも自信が持て、明らかに英語と友達になれたのを実感しました。

また、高2で受けた全統マーク模試の古文で、たまたま内容が分かり満点近くとれてしまい、古文を本気でやってみようと決意したこともありました。それからは「古文=外国語」ととらえ、英語の勉強法を古文に採用し、教科書を何度も何度も音読し、すべて暗唱できるまでになりました。つまり、教科書の古文の丸暗記です。もちろん、テストでは90点以上取れて学年トップで通知表も「10」。当然の結果ですが、模試での古文は得点源になりました。

科目や単元は何でも構わない。「ここだけは負けない!」と言えるまでやり切ったことがあるのか?自問してみるといい。

壁を越えようとしていないだけ。己の中の壁は、己しか越えられない。そして、それは必ず越えられるために存在します。


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