2月も中旬となり、高3生たちから合格報告が届き始めました。第一志望の入試はこれからで、第二・三希望のいわゆる”滑り止め”ではありますが、合格という結果を出していくことが、第一志望合格を引き寄せる条件だと考えていますので、嬉しいことです。
合格報告が届くと、自分が浪人して臨んだ32年前の1991年2月の大学受験を思い出します。現役時代は強気の出願で6つ受けたが全落ちだったので、はっきり言って大学というものに受かる気がしませんでした。だから、浪人時はとにかく「合格」の二文字が欲しくて、大学選びもしっかりやり、偏差値がそんなに高くない大学もきちんと受験しました。人生で初めて受かったのは桜美林大学。早稲田を目指していた自分にとってそんなに難しくはありませんでしたが、受験する時は第一志望の気持ちで受け、そして、初めて手にした大学の合格通知は今でも大切に保管してあります。
第一志望に合格するために、第二志望以下の大学もきちんと過去問研究して、真摯な態度で受験する。そうやって手にした合格こそが、第一志望突破への大きな起爆剤になります。