(「サブ200の世界へ #1」の続きです)
前夜は22時30分にベッドに入り、午前4時に起床。前日にコンビニなどで購入したおにぎり(2つ)、豚汁、納豆、ゆで卵(1個)という定番朝食を摂り、レース中のエネルギー切れを防ぐために MAURTEN の「DRINK MIX 320」の半分を250mlの水で解いて飲み、炭水化物を多めに摂取しました。
5時30分にはホテルを出て、長野駅から5時51分発の電車に乗ってスタート会場の長野運動公園(アクアウイング)に向かいました。ウォーミングアップをしつつ、高校の先輩やラン友さんたちとシューズ円陣で記念撮影。高校・大学の後輩でもあるNBS(長野放送)の重盛アナや、第1回大会から連続出場しているゴールドナンバーのランナーさんとも話ができて、気合いが入りました。
スタート1時間前にバナナ、アミノバイタル、どら焼きを摂取して最後のカーボロンディングを行い、スタート30分前の7時50分にスタートブロックに並びました。
ここでもツイッターで知り合ったラン友さんと健闘を誓い合いました。
そして、8時20分に号砲を聞き、スタートしました。約9千人の参加者でしたが、Dブロックからのスタートだったので、スタート直後の混雑もそんなに気にならず、スムーズにレースに入れました。
歴史ある大会。有名ランナーもたくさん参加されていて、スタート直後の1kmほどはお笑い芸人の猫ひろしさんと並走しました。沿道の応援に向けて「ニャー、ニャー」言い続けながら、それでいてあのタイムで走れる走力は本物ですね。
6km地点の大門交差点では善光寺の方を向いて合掌しながら走り、石畳の下りコースを気持ち良く走り抜けました。10km地点では、今回は出場していないラン友さんが派手な手作りうちわで応援してくれました。ランナーにとって沿道の応援は、アミノサウルス以上のカンフル剤ですね(^.^)
15km地点を通過した時、後ろから「はい、今15kmに来ました~」と大きな声で実況している聞き覚えのある声が聞こえました。振り返るとランチューバ―の三津家貴也さんが走っていて、私を含めたすべてのランナーを颯爽と走り抜いていきました。後から知ったことですが、今回の長野マラソンでは最後尾からスタートして、出場ランナーと触れ合いながらゴールすることを目標とされていたとのことです。
その動画内で、三津家さんとの奇跡のツーショット(笑)。「んー、やってみよう☝」
6分15秒くらいから写っています
こういうちょっとしたサプライズが、42.195kmの長丁場では刺激になって気持ちが盛り上がりますね。
かつての勤務先の塾で英語を教えていたS君も写真を撮って送ってくれました。ホントに嬉しいな~。人とのつながりを感じられるマラソン大会ですね。
今回のレースプランは、32kmまでは4分50秒/km前後のイーブンペースで淡々と走って足を残し、残り10kmで上げるとこまで上げていくネガティブスプリット。そして、願わくば自己ベスト(3時間22分26秒)更新を目指すのが目標。中間点(21.0975km)を1時間40分7秒(ネットタイム)で通過し、4分44~45秒/kmで走ってきたことになります。レースプラン通りなら、サブ200(3時間20分切り)も視野に入ってくるペースでしたが、フルマラソンはそこまで単純で甘くないことは知っています。そして何より、昨年の大会で足が止まってしまった岩野橋を渡ってからのあの35km以降の千曲川河川敷が待っています。気負わず、後半も淡々と走っていこうと自分自身に再確認しました。
(「サブ200の世界へ #3」へ続く)