look up to ~(~を尊敬する)が出てくると、必ず、同義語 respect ~、反意語 look down on ~、despise ~(~を軽蔑する)を教えるのですが、これらを知らない大学受験生がいて少し驚いてしまいます。厳しい言い方をすると、これらは"常識"であって、知らなくて大学受験をするなんて、武器を持たずに戦場に行くようなものです。特に難関大学受験を考えているのなら、この程度のものは高1までに暗記を終わらせておくのが当然です。
このような常識的熟語はたくさんあり、それらは必ず覚えなければならないものですが、その一方で、時代の変遷と共に大学入試の出題傾向も変わり、求められる熟語の質も変わってきています。先月末、こんな参考書が発売されました。
昭和の時代から振り返ってみると、『試験にでる英熟語』『英熟語ターゲット1000』『英語頻出問題総演習』『Next Stage』『解体英熟語』等々、その時代に支持された熟語集があります。果たして、大学全入時代を迎え、推薦入試での大学進学者が全体の7割近くを占めるようになったこの令和時代の英熟語の最前線はどのようなものか・・・。少し時間をかけて『英熟語最前線1515』と向き合って、またレビューを書きたいと思います。